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スカイマーク、羽田午後9時台発の神戸行きを新設へ 神戸空港運用時間拡大で


スカイマーク・市江正彦代表取締役社長

スカイマークの市江正彦代表取締役社長は、神戸空港発着便の増便を発表した、7月6日に神戸市役所で開いた会見で、神戸空港の運用時間が午後11時まで延長された場合に、羽田空港を午後9時台に出発する神戸行きのフライトを新設する意向を示した。



羽田空港はすでに航空会社に割り当てられている発着枠に加え、午前6時から午前8時30分の到着と午後8時30分から午後11時までの出発を特定時間帯として、従来より国内線の発着枠の調整を行わず、航空会社の希望によって割り当てている。発着枠は1日60回。



大阪/伊丹行きは午後7時25分、神戸行きは午後8時15分、大阪/関西行きは午後9時発がそれそれ最終便。スカイマークの神戸行き最終便は午後8時5分発であることから、1時間以上繰り下げとなる見通し。





5月11日に開かれた、空港会社や地元自治体から構成される関西3空港懇談会で、神戸空港の発着便数が1日60回から80回へと20回増え、運用終了時間を午後10時から午後11時までに延長することに合意している。関西エアポート神戸の山谷佳之代表取締役社長CEOは、「(発着枠拡大と時間延長に)スピード感をもって取り組む」とした。



市江正彦代表取締役社長は、特定時間帯の羽田空港の発着枠が獲得できなかった場合、他の路線を減便する意向はないとした。

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