フライナスは、エアバスA321XLRを10機発注する覚書を締結し、既存の10機のA320neoの発注をA321neoに切り替えた。現地時間6月20日、フランス・パリ郊外で開催中の、パリ・エアショーで発表した。
A220は2023年に運航を開始する計画で、旧世代機と比較して座席あたりの燃費を30%抑えており、A321LRよりも15%長い、最大4,700海里の飛行ができる。インドとヨーロッパ、中国とオーストラリアを結ぶ路線や太平洋横断路線の開設も可能となる。
フライナスは、2007年に設立したサウジアラビアの格安航空会社(LCC)。A320を30機、A320neoを2機運航している。2018年には、約6万便を運航し、約660万人を輸送した。