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フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で開催中の、パリ・エアショーに展示していた、三菱航空機が開発中のリージョナルジェット機「Mitsubishi SpaceJet(三菱スペースジェット)」の3号機が展示を終え、現地時間6月17日午後7時過ぎ、ル・ブルジェ空港を後にした。
滑走路に向けて走行中、同じく展示を終えてトーイングされている、海上自衛隊のP-1哨戒機と並ぶシーンもみられた。
3号機はローンチカスタマーの全日本空輸(ANA)塗装から、新塗装へと塗り替えた後、15日にル・ブルジェ空港に到着。17日から開催されているパリエアショーで、キャビンのモックアップとともに展示されていた。17日に開催したプレスカンファレンスでは、開発が順調に進んでいることをアピールしていた。
開発中の「MRJ90」は、「SpaceJet M90」に改称された。これまでの「MRJ70」の検討内容を発展させた「SpaceJet M100」をあわせた、2機種で構成される見通しで、3クラスでは65席から76席、モノクラスでは最大88席を配置できる。「SpaceJet M100」の開発が決定した場合は、今年後半にも発表する。
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