東京急行電鉄(東急)は、東横線、田園都市線、大井町線の全64駅におけるホームドア整備を2019年度中に完了する。
東急は2014年度から、ホーム上の安全対策として東横線、田園都市線、大井町線でホームドア整備を進めている。今後、6月末までに東白楽、二子新地、鷺沼(2・3番線)、藤が丘、田奈、大岡山駅、9月末までに宮崎台、青葉台、つくし野、南町田駅、2020年3月末までに多摩川、白楽、鷺沼(1・4番線)、すずかけ台、中央林間、下神明、戸越公園、旗の台(5・6番線)、北千束、等々力駅に整備。これにより、3路線の全64駅における整備が完了し、整備済みの目黒線、池上線、東急多摩川線を含めた東急線全駅(世田谷線、こどもの国線除く)に、ホームドアもしくはセンサー付き固定式ホーム柵が設置される。
東急によると、2018年度末時点でのホームドア設置率は80.8%で、同年度におけるホームからの転落事故件数は、設置率が55.6%だった2016年度の78件から42件に減少している。