シーザーズ・エンターテインメントは、アメリカ・ラスベガスのシーザーズ・パレスのコロセウムを改修し、技術、設計上の大規模なリニューアルを行う計画を発表した。合せてコロセウムの運営権を取得し、プロモーターのライブ・ネーションと共同プロモーション契約を締結したことも明らかにした。
最新鋭の音響システムや可動式照明装置、高解像度LEDビデオウォールを導入するほか、ボトルサービス付きのVIPテーブルやメインフロアの自由席など、自動昇降座席システムをラスベガスで唯一導入し、ジャンルや利用者の体験に合わせた座席配置も可能となる。
コロセウムは2003年にオープンし、定期公演(レジデンシー・モデル)の先駆けとして、多くのスターを誘致してきた。セリーヌ・ディオンのラスベガスの定期公演に合わせて建設されたもので、現在の年間の来場者数は40万人以上に及ぶ。シーザーズ・エンターテインメントは、世界5カ国で50ヶ所以上のライブ会場を運営し、年間1万件以上のイベントを開催。300万枚以上のチケットを売り上げている。
工事は7月初旬にも開始し、初秋のリニューアルオープンを予定している。