運輸安全委員会は、3月29日、ケアンズ発大阪/関西行きのジェットスター航空(ボーイング787-8型機、機体記号:VH-VKJ)15便が、飛行中に2基あるエンジン両方の推力が低下したとして、事故につながりかねない重大インシデントに認定した。
当該機は3月29日午後0時11分ケアンズを離陸し、関西国際空港へ向けて高度4,900メートル付近を降下中、第2(右側)エンジンの指示値が不安定となった。その後、関西国際空港の南西約90キロ、高度3,600メートル付近で、第1(左側)エンジンの推力が一時的に低下し、第2エンジンの推力も低下した。午後7時19分関西国際空港に着陸した。
原因は調査中、死傷者はいなかった。