JR西日本は、京阪神エリアの「みどりの窓口」を2030年度頃までに約6分の1程度に削減することを明らかにした。
「みどりの窓口」は拠点駅や新幹線駅など約30駅に集約する。一方で、高機能券売機である「みどりの券売機プラス」を、2018年度初の50駅から100駅程度に倍増させる。ICカードの購入やクレジットカードでの定期券の購入ができる「高機能券売機」はほぼすべての有人駅に導入を拡大する。
「みどりの券売機プラス」は、「みどりの窓口」と同様にきっぷの購入、変更、払い戻しができる機会。割引証などの確認が必要なきっぷの取扱いもできる。必要に応じてオペレーターが遠隔で対応する。
さらに改札業務も、自動改札機やICOCAエリアの拡大に合わせて、コールセンターでのオペレーターによる対応に集約する。駅員は利用者にあわせたきめ細かな応対に注力する。