エミレーツ航空は、エアバスA330-900型機とエアバスA350-900型機計70機を発注すると発表した。
内訳はエアバスA330-900型機が40機、エアバスA350-900型機が30機で、カタログ価格で214億米ドル相当となる。エアバスA380型機からの発注変更によるもので、残り14機を2021年にかけて受領する。発注した2機種は、エアバスA330-900型機は2021年から、エアバスA350-900型機は2024年からそれぞれ受領する。
エミレーツ航空のシェイク・アハメド・ビン・サイード・アルマクトゥーム会長兼最高経営責任者(CEO)は、「エアバスA380型機は、利用者や乗員に愛されており、エミレーツ航空の差別化要因」であるとして、「悲しい一方で、これが現実であると認める」とコメントし、2030年代まで中核機材となる見通しを示した。
エアバスA330-900型機はより小さい空港への就航を可能とし、新路線の開設や接続性を高めるほか、エアバスA350-900型機は長距離線を補完する、ドバイから8時間から12時間圏内の路線ネットワークの拡大や増便に寄与するとした。
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