キャセイパシフィック航空は、香港発の長距離路線の全クラスで香港の人気料理を機内食で提供する「香港フレーバー」を導入する。
ファーストクラスでは花椎茸、菜心、豆腐を添えたアワビの蒸し煮、ビジネスクラスでは米粉麺のローストダック添えやタピオカ入り香港ミルクティープリン、プレミアム・エコノミークラスでは蒸しオヒョウの大澳産からし菜とジャスミンライス添えやユンヨンチャーハン、エコノミークラスでは香港風シーフードカレーライスといった本格的な広東料理を提供する。2月末までは、豆腐と椎茸を添えたガルーパの蒸し煮、蟹肉ソースの伊府麺といった春節を祝うメニューを提供する。
キャセイパシフィック航空カスタマーエクスペリエンス&デザイン部門ジェネラルマネージャーであるヴィヴィアン・ロー氏は、「新コンセプトの機内食は、香港のお客さまには懐かしい味を感じていただく一方で、海外からのお客様にとっては本格的な香港の味への興味を掻き立てるものとなるでしょう。香港の人々は食べることに目がありません。香港をホームグランドにする航空会社として地元の食文化が息づく料理を機内食メニューに取り入れるのはとても意義のあることだと考えます。新たに提供する機内食メニューは香港のレストランのメニューからヒントを得たものです。地元のレストランは香港の食文化を育みつつ、シンプルでありながらも愛情のこもった料理を、私どものお客様のように毎日を活動的に過ごす人々に提供しているのです」とコメントした。
また、香港の中国茶専門店として定評ある福茗堂茶荘とのパートナーシップにより、ジャスミン、ウーロン、プーアールをはじめとした高級中国茶の提供を、エコノミークラスで順次開始する。
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