全日本空輸(ANA)は創立記念日のきょう12月1日、東京/羽田~ロンドン/ヒースロー線のNH211便においてグランドスタッフが歴代の制服を着用するイベントを実施した。
イベントは今年度発足した「サービス提案プロジェクト」メンバーのグランドスタッフらが発案したもの。今回が平成最後の創立記念日となることから、平成元年(1989年)に初の欧州路線として運航を開始したロンドン(当時は東京/成田~ロンドン/ガトウィック)線を選んだという。
この日、歴代の制服を着用して業務にあたったグランドスタッフは12名。現行の7代目に加え、1968年から約4年間使用していた初代から、2005年から約10年間使用していた6代目まで、7世代の制服を纏った。
109番ゲートでNH211便の搭乗が始まると、グランドスタッフは乗客にブックマークと手書きのメッセージカードを記念品として手渡した。
懐かしの制服でグランドスタッフが業務を行う姿を、乗客や居合わせた空港利用者らは興味津々な様子で写真を撮影していた。