宿泊予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」を提供するCansellは、DGインキュベーション、DK Gate、マネックスベンチャーズや個人投資家などから約2億円の資金調達を行った。
Cansellはキャンセル料がかかるホテル予約の権利を売買できるサービスで、2016年9月にプレビュー版を公開。当初は取り扱いを支払い済み予約の売買の仲介のみに限っていたものの、買い取りや現地払いプランの売買にも対応している。今年3月には、無断キャンセルによる宿泊者へのキャンセル料の一部の保証や宿泊施設の予約が出品され、売買が成立した場合に成約手数料の一部を予約変更手数料として宿泊施設に還元するなどの宿泊施設支援プログラム「Cansell パートナープログラム」を提供すると発表していた。
今回調達した資金で、サービス開発体制の強化とマーケティング施策への投資を行う予定で、「Cansell パートナープログラム」の本格展開に向けた人員確保など、運営体制を構築する。
Cansellは2016年1月に設立、2017年1月にはDGインキュベーション、カカクコム、大和企業投資傘下の大和スタートアップ支援投資事業有限責任組合、イノベンチャーの4社から4,000万円を調達していた。
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