JR西日本は、2015年度より京阪神エリアで進めている斜面防災工事の進捗と、2022年度までの工事計画を明らかにした。
2017年度までに、琵琶湖線(野洲~京都駅)、京都線(京都~大阪駅)、神戸線(大阪~西明石駅)のおもに普通電車が走行する区間と大阪環状線で、のり面工(斜面補強)と排水設備の整備を実施している。工事費は約40億円で、降雨時の運転規制時間が対策前と比較して約45パーセント削減できた。
2022年度にかけて、琵琶湖線(野洲~京都駅)、京都線(京都~大阪駅)、神戸線(大阪~西明石駅)の主に特急・新快速列車が走行する区間でも工事を行う。降雨時の運転規制時間が対策前と比較して約85パーセント削減できる見込み。工事費は約100億円を見込む。
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