一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、8月15日〜9月14日に実施した全国の「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査の結果を10月24日に発表した。
各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象に行った調査の結果、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車は、対象となった10,251台のうち867台(8.5%)という結果となった。前年の調査時と比べてわずか0.9%の増加しているものの、依然として9割以上の車は止まらなかった。
前年は調査を行なった94箇所中8箇所では、一時停止率が0%とまったく一時停止しない状況だったものの、今回は2箇所まで減少しちえる。
前年に一時停止率が平均48.3%と最も高かった長野県では、今回の調査でも64.2%(2箇所平均)と引き続き全国で最も高い結果となった。