エアバスは、A330-800型機の生産が順調に進んでいることを明らかにした。
A330neoファミリーでは、A330-900型機に次いで2機種目で、ドイツのブレーメンやハンブルク、フランスのトゥールーズで部品を製造した。2017年末までに最終組み立てを開始した後、2018年にも初飛行を行う見通し。
A330-900型機は約300人、A330-800型機は約250人乗りで、いずれも機体やエンジンの設備のほとんどは共通であることから、航空会社が両機種を柔軟に運用することができる。生産ラインも同じであることから、市場の需要に合わせて柔軟に注文を受けることができるという。現行のA330型機と比較して、燃費効率は14%向上するほか、メンテナンスコスト低減にも寄与する。