リクルートライフスタイルのエイビーロード・リサーチ・センターは、「エアライン満足度調査2017」を発表した。
エアライン別の総合満足度は、日本航空(JAL)が初めて1位を獲得。前年まで連続してトップだったシンガポール航空は4位に後退した。2位は全日空(ANA)、3位はニュージーランド航空だった。
2007年の調査開始以来、初のトップとなったJALは、「乗務員の機内サービス、搭乗手続きなどとても親切、スムーズで満足しました。」(60代以上・男性)、「無料で快適な機内エンターテインメントと食事を楽しめたし、不自由なことがなかったから。」(30代・女性)と高い評価だった。
部門別では、「客室乗務員の接客サービス」と「空港内の航空会社職員の接客サービス」ではJAL、「航空機の機材、設備」ではニュージーランド航空、「機内飲食サービス」、「機内エンターテインメント」はエミレーツ航空がトップとなった。
トップ20では、カタール航空が10位から5位、フィンランド航空が14位から7位にそれぞれ前年の調査から上昇。格安航空会社(LCC)では唯一、タイガーエア・台湾がランクインした。
■ランキング(括弧内は前年の順位)
1位:日本航空/JAL(4位)
2位:全日空/ANA(2位)
3位:ニュージーランド航空(4位)
4位:シンガポール航空(1位)
5位:カタール航空(10位)
6位:エミレーツ航空(4位)
7位:フィンランド航空(14位)
8位:エールフランス航空(7位)
8位:ルフトハンザ・ドイツ航空(21位)
10位:タイ国際航空(7位)
11位:キャセイパシフィック航空(13位)
12位:KLMオランダ航空(3位)
12位:ターキッシュ・エアラインズ(18位)
14位:カンタス航空(17位)
14位:LOTポーランド航空(対象外)
16位:アシアナ航空(15位)
16位:エバー航空(12位)
16位:大韓航空(23位)
19位:タイガーエア・台湾(対象外)
20位:チャイナエアライン(18位)
20位:スカンジナビア航空(対象外)
20位:デルタ航空(26位)