コンカーとエアアジア・グループは、出張・経費管理ソリューションの「Concur Travel」の利用企業に対し、エアアジアが展開する通常便のフライト情報に加え、特別なフライト情報も利用可能となる協業を進めることを明らかにした。エアアジアと直接契約がある企業のみが利用できるもので、出張費の削減に大幅に寄与するものとなる。
マッキンゼーの調査では、格安航空会社(LCC)はビジネストラベル市場でのシェアを拡大しており、LCCを利用した出張旅費は過去3年間で毎年11%増加し、北米の6%比べて成長率はほぼ2倍だという。
厳しい経済環境の中で、多くの企業が出張費を注意深く監視し、費用管理の高度化に注目しているといい、「Concur Travel」の利用でガバナンスが強化されるとともに、よりコスト削減を推し進めることができるようになる。