在中国日本国大使館によると、中国に入国する外国人の指紋採取の試験運用が、2月28日より天津と厦門、ウルムチの空港でも開始した。
2月9日に中国公安部が試験運用の開始を発表し、翌10日から深センの空港より導入を進めている。天津と厦門には日本からの定期便が就航しているため、利用者に対して留意するようよびかけている。
対象となるのは、満14歳から70歳までの外国人。外交旅券保有者は対象外。多くの国が既に指紋の採取を行っており、審査効率の向上や出入国秩序の維持などを図る目的があるという。
中国公安部は、警察を指揮しており、出入国や外国人管理を行う機関。
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