エイチ・アイ・エス(H.I.S)は、澤田ホールディングスと株式譲渡契約を締結し、エイチ・エス損害保険を子会社化することを取締役会で決議した。
11月30日現在、エイチ・エス損害保険の株式を、エイチ・アイ・エスが21.9%、澤田ホールディングスが49.63%を保有。エイチ・アイ・エスは澤田ホールディングスから35.62%にあたる11,486株を、1株あたり90,000円、総額10億3,374万円で取得する。これにより、エイチ・アイ・エスの持株比率は57.52%となる。
エイチ・エス損害保険は2007年11月に営業を開始。主力商品は旅行保険で、エイチ・アイ・エスでも販売を行っていた。エイチ・アイ・エスの澤田秀雄代表取締役会長が代表取締役社長を務める澤田ホールディングスのグループ会社であり、その他の株主を含めて譲渡可能株式数の協議を進める考え。澤田ホールディングスとエイチ・アイ・エスを合わせると、エイチ・エス損害保険の持株比率は71.5%となる。
エイチ・エス損害保険の2016年3月期の決算は、経常利益5,000万円、当期純利益1,900万円。
■関連記事
エイチ・アイ・エス、エイチ・エス損害保険を子会社化へ
⇒詳細はこちら