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【意外なバイクがズラリ】1ccあたり●×△円。コスパの良いバイクを探してみた。


バイクにはいろんな排気量があり、様々な価格に設定されています。ここでは国内モデルの1ccあたりの価格を片っ端から算出し、コスパが良い(と思われる)モデル・ベスト10をセレクト(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの各メーカーから上位2~3台選出)。小排気量車が上位にランキングされると思いきや、結果はビッグバイクのオンパレード。逆に! 1ccあたりの価格が最も高いモデルも探してみました。


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

1ccあたりの値段=価格÷排気量で算出

1:燃費が良い


2:維持費が安い


3:価格のわりにハイパワーを発揮


4:価格のわりに足周りがゴージャス




 等々、一般的にバイクのコストパフォーマンスを測る上では、1~4のような項目が挙げられます。とはいえ、基本的に燃費の良いモデルはハイパワーとは対極にあるし、贅沢な足周りを備えたモデルはコストがかかっている分、高額になりがち。また、ハイパワーなビッグバイクは原付一種や原付二種よりも維持費は高いし……。つまり、1~4すべてを網羅したモデルは存在しません。




 真のバイクのコストパフォーマンスとは一体何なのか? うーん、難しい……。ならばもっと話を簡単にしましょうよ! というわけで、ここではシンプルに価格を排気量で割り、1ccあたりの値段を算出。つまり、「1ccあたりのコストパフォーマンスの高さ」を弾き出してみました。

10位から1位を、カウント―ダウン!(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキの各メーカーから上位2~3台を選出)

グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト

 スリムなトラスフレームがVツインエンジンを抱え込む、スポーティで上品な造形が特徴。アップハンドルを装備した軽量な車体とパワフルな90°V型DOHC 4バルブ645ccエンジンは、オーバー401ccの大型二輪車とは思えないほどの扱いやすさで、自由自在に操れる。


 SVのコンセプトが示す、「Sporty V-twin(スポーティーなVツイン)」、「Superior Value(優れた価値)」、「Simple and Versatile(シンプルで多用途)」の通り、デザインはシンプルで、ヘッドライトは異形ではなく丸型を採用。フューエルタンクカバーと同色のラジエターシュラウドも取り外されるなど、スタンダードにこだわった大人の一台に仕上がっています。

全長x全幅x全高:2,140mm×760mm×1,090mm


軸間距離:1,450mm


車両重量:197kg


エンジン種類:水冷4ストローク90°V型DOHC 4バルブ


排気量:645cc


最高出力:56kW(76.1ps)/8,500rpm


最大トルク:64N・m(6.5kgf・m)/8,100rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C (58W) 後160/60ZR17M/C(69W)
パールサンビームホワイト

 1992年11月に「PROJECT BIG-1(プロジェクト ビッグワン)」のコンセプトに基づいて発売した「CB1000 スーパーフォア」の進化モデルで、1998年3月に「CB1300スーパーフォア」として1300ccへ排気量をアップしたロングセラーモデル。エンジンはPGM-FI採用水冷4バルブDOHCインラインフォア。新採用したスロットルバイワイヤシステムにより高精度な制御を行うことで、よりライダーの感性に響くスムーズかつダイレクトで力強い走りを実現。シーンに合わせて選択できる「SPORT」「STANDARD」「RAIN」3つのライディングモードあり。設定した速度を保つクルーズコントロールも導入済みです。

全長x全幅x全高:2,200mm×795mm×1,125mm


軸間距離:1,520mm


車両重量:266kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:1,284cc


最高出力:83kW(113ps)/7,750rpm


最大トルク:112N・m(11.4kgf・m)/6,250rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C (58W) 後180/55ZR17M/C(73W)
マットブルー

 1984~1997年に販売されたFJ1100/1200の後継車として、2001年にデビューしたロングセラーのツアラーモデル。シルキーでトルクフルなエンジン特性と長距離高速巡航性能。また、高い快適性能と俊敏な運動性能によって「スポーツツアラー」という新しいカデゴリーを造り上げ、牽引し続けているのが特徴です。エンジンは水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブの1297cc。高速走行での高い安定性とスポーツ性の両立に貢献するアルミ製ダイヤモンドフレームを採用。スクリーン、フロントカウル(アッパー&アンダー)、センターダクトを装備し、スクリーンは電動で上下130mmの間でスライド可能な「曲線2本レール式」駆動ユニットにより、スピーディな昇降・停止を実現。

全長x全幅x全高:2,230mm×750mm×1,325mm


軸間距離:1,545mm


車両重量:289kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:1297cc


最高出力:108kW(147ps)/8,000rpm


最大トルク:138N・m(14.1kgf・m)/7,000rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C (58W) 後180/55ZR17M/C(73W)
メタリックスパークブラック/メタリックフラットスパークブラック

 Z900RSと同系統の水冷4ストローク並列4気筒DOHC 4バルブ948ccエンジンを搭載しながらも、110万円という価格を実現。コンセプトである「エキサイティング&イージー」な走りと、スーパーネイキッドZシリーズが持つアグレッシブな「Sugomi」デザインを併せ持っているのが特徴。鋭いスロットルレスポンスで力強く吹け上がる並列4気筒エンジンに、KTRCとパワーモードを組み合わせたインテグレーテッドライディングモード、新型TFTカラー液晶メーター、スマートフォン接続機能、全灯LED、よりクリーンな排出ガスといった多数の先進装備を採用することにより、リニアに反応するエンジン特性と優れた操作性を発揮。

全長x全幅x全高:2,070mm×825mm×1,080mm


軸間距離:1,455mm


車両重量:213kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:948cc


最高出力:92kW(125ps)/9,500rpm


最大トルク:98N・m(10kgf・m)/7,700rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C(58W) 後180/55ZR17M/C(73W)
トリトンブルーメタリック

 スズキが誇る主力スーパースポーツのGSX-“R” に対し、“S”の名を冠したスーパーネイキッドモデル。GSX-R1000のエンジンとコンポーネントを継承し、最先端のテクノロジーを凝縮。レースで勝つために設計されたGSX-R1000用水冷4ストローク4気筒4ストロークDOHC 4バルブ998ccエンジンを、ストリート用にチューニング。滑らかなスロットルレスポンスと俊敏な加速性能を誇り、爽快なスポーツライディングを実現。ストリートでの過激な走りをフォローするスリッパークラッチ、3モードのトラクションコントロールシステム、発進時や低回転走行時にエンジン回転数・ギヤポジション・スロットル開度・クラッチスイッチの情報を一括制御するローRPMアシストなど、贅沢な機能も導入済み。

全長x全幅x全高:2,115mm×795mm×1,080mm


軸間距離:1,460mm


車両重量:209kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:998cc


最高出力:109kW(148ps)/10,000rpm


最大トルク:107N・m(10.9kgf・m)/9,500rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C(58W) 後190/50ZR17M/C(73W)
マットライトグレー

 MTシリーズならではのアグレッシブでシャープな外観が特徴のミドルスポーツモデル。XSR700 ABSと共通の水冷4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ688cc・270°クランクエンジンを搭載。MTシリーズならではの力強さを追求したパワーやトルク値はもちろん、粘り強いトルク特性を獲得することで、卓越した扱いやすさとコントロール性能を実現。頻繁なギアチェンジを繰り返すことなく、アクセルのオン・オフのみで爽快な走りが楽しめるはず。タンクカバーとエアスクープ境界部分のデザインは、各パーツが独立していながらボディ全体をひとつの“塊”と見せることで、スポーティさをより強調。

全長x全幅x全高:2,085mm×745mm×1,090mm


軸間距離:1,400mm


車両重量:183kg


エンジン種類:水冷 4ストローク直列2気筒DOHC 4バルブ


排気量:688cc


最高出力:54kW(73ps)/9,000rpm


最大トルク:68N・m(6.9kgf・m)/6,500rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C(58W) 後180/55ZR17M/C(73W)
メタリックフラットスパークブラック/メタリックマットグラファイトグレー

 スーパースポーツ・Ninja ZX-9Rをルーツに持つ、強力な空冷4サイクル直列4気筒DOHC 4バルブ1,043ccエンジンを高剛性アルミフレームに搭載し、ストリートファイターを思わせる過激なスタイルで仕上げた硬派なモデル。電子制御システムはほぼ無しの武闘派!だからエンジン、フレーム、素材の良さが分かります。圧倒的な迫力を持つ「Sugomi」スタイリングと、スロットルを開けるほどに心が高鳴る「Sugomi」パフォーマンスを獲得。サスペンションはSFF-BP(セパレートファンクションフォーク-ビッグピストン)と、ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用することで、高い路面追従性能を獲得。スロットルを開けた瞬間から感じる力強いトルクとキレのあるハンドリングにより、スーパーネイキッドと呼ぶに相応しい優れた走行性能を実現。

全長x全幅x全高:2,050mm×790mm×1,055mm


軸間距離:1,440mm


車両重量:220kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:1,043cc


最高出力:104kW(141ps)/10,000rpm


最大トルク:111N・m(11.3kgf・m)/7,300rpm


タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C(58W) 後190/50ZR17M/C (73W)
ブラックメタリックX

 空冷4ストロークSOHC 60度V型2気筒4バルブ941ccエンジンを搭載したクルーザーモデル。専用のFIセッティングにより、中低速での軽快な加速性と心地良い鼓動感を実現。エアクリーナーは優れた吸気効率とエンジンの塊感をより強調し、乗車性にも貢献するフィット感に優れた形状。マフラーはフロント側に回り込んだ、後気筒エキゾーストパイプとショートサイレンサーが特色の、右出し2 into1エキゾーストパイプを採用。市街地での快適で軽快なドライバビリティを支えるとともに、低音の効いた歯切れの良いサウンドを実現しています。ホイールベースは1,570mmと短めに設定し、市街地での曲がりやすい特性と、安定感あるハンドリングを両立。

全長x全幅x全高:2,290mm×830mm×1,120mm


軸間距離:1,570mm


車両重量:252kg


エンジン種類:空冷4ストローク60度V型2気筒SOHC 4バルブ


排気量:941cc


最高出力:40kW(54ps)/5,500rpm


最大トルク:80N・m(8.2kgf・m)/3,000rpm


タイヤサイズ:前100/90-19M/C(57H) 後150/80B16M/C(71H)

 現行モデルで唯一、空冷4気筒エンジンを搭載するホンダCB1100シリーズ。トルクフルな走りを重視したエンジンは、日常使う低速域から高速域まで幅広いレンジでゆったりとした気分で楽しめるセッティング。高回転域の伸び感と低回転域の粘りのあるトルクフィールや、空冷らしい骨太なサウンドも特徴です。クラッチレバーの操作荷重を軽減するアシスト機能と、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機能を備えたクラッチ機構である「アシストスリッパークラッチ」を採用し、扱いやすく、快適でスムーズな操作性を実現。クロームメッキ仕上げの上質なパーツ群も魅力的。

全長x全幅x全高:2,190mm×835mm×1,130mm


軸間距離:1,490mm


車両重量:256kg


エンジン種類:空冷4ストローク直列4気筒DOHC 4バルブ


排気量:1,140cc


最高出力:66kW(90ps)/7,500rpm


最大トルク:91N・m(9.3kgf・m)/5,500rpm


タイヤサイズ:前110/80R18M/C(58V) 後140/70R18M/C(67V)
ガンメタルブラックメタリック

 かつてハーレーダビッドソンが日本市場に販売攻勢を仕掛けた時、当時同社の最小モデルだったスポーツスター883が88万3000円の価格で売り出されて大きな注目を集めた事があります。こちらは1100で110万円に設定。国内モデルの中では、1ccあたりの価格はどれよりも安いのがポイントです。心地良さと力強さを両立した1082ccの水冷直列2気筒エンジンは、低回転では小気味良い鼓動を味わうことができ、ひとたびスロットルを開いて高回転域へと向かえば、リッターバイクならではの力強さを発揮。シーンに合わせて選択できる「SPORT」「STANDARD」「RAIN」3つのライディングモードあり。クラッチ操作を省いたDCTモデルもラインナップ(121万円)。

全長x全幅x全高:2,240mm×850mm×1,115mm


軸間距離:1,520mm


車両重量:223kg


エンジン種類:水冷4ストローク直列2気筒OHC4バルブ


排気量:1,082cc


最高出力:64kW(87ps)/7,000rpm


最大トルク:98N・m(10kgf・m)/4,750rpm


タイヤサイズ:前130/70B 18M/C(63H) 後180/65B 16M/C(81H)

番外編:1ccあたりもっとも高額なモデルは?

 積載性や安定性に優れ、宅配など幅広く活躍しているルーフ付きの原付三輪スクーター。防風性はもちろん、雨の日も快適な大型ルーフを備えているため、昨今では〇ーバーイーツなどに従事する人にも大人気。デリバリー業務が拡大したコロナ禍の2021年には、新車の長期納車待ちに加え、中古車市場価格も一気に跳ね上がりました。快適性や利便性を向上させる大型ルーフに加え、後輪の浮きを極力抑えるスイング機構や、旋回時に生じる後輪の回転差を調整するディファレンシャルギアなど、通常の二輪にはない、三輪ならではの装備もコスト高の大きな理由です。

全長x全幅x全高:1,895mm×660mm×1,690mm


軸間距離:1,410mm


車両重量:139kg


エンジン種類:水冷4ストローク単気筒OHC 4バルブ


排気量:49cc


最高出力:3.4kW(4.6ps)/7,500rpm


最大トルク:4.4N・m(0.45kgf・m)/7,000rpm


タイヤサイズ:前100/100-12(62J) 後130/70-8(42L)

まとめ:小排気量車よりも大排気量車の方がコスパ良好か!?

上記結果を表組にまとめてみました。

 価格÷排気量=1ccあたりの値段を算出してみたところ、全般的に小排気量車よりも大排気量車の方がコスパは高いことが分かりました。とはいえ……




 もちろん単純に、「1ccあたりの値段が安い=コストパフォーマンスが高い」とは言い切れません。ただし今回ランクインしたホンダRebel 1100、カワサキZ1000、カワサキ Z900、スズキGSX-S1000 ABS、スズキSV650 ABSなどは、登場時から「走りや装備でこの価格!」と話題となりました。


 今回のランキングは、バイクをお得さで選ぶ際のちょっとした参考までにご活用ください!

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