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奈良先端科学技術大学院大学、デンソーテン、YuMake 「観光型MaaS」に向けた共同研究契約を締結


奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)とデンソーテン、YuMakeは、「観光型MaaS(サービスとしての移動)」に関する共同研究契約を締結した。同大学先端科学技術研究科ユビキタスコンピューティングシステム研究室の安本慶一教授、諏訪博彦特任准教授を中心に、デンソーテンが提供する通信型ドライブレコーダーの映像データを活用した都市状況のリアルタイム分析(観光ルート動画生成システムの構築)に関する共同研究を推進する。

 近年、SNS等の浸透に伴い、動画を参考にして観光ルートを計画する旅行者が増加している。都市状況のリアルタイム分析により、おすすめ観光ルートを動画で視聴できる当システムが実現すれば、訪日外国人客(インバウンド)の利便性向上にもつながると見込んでいる。また、「観光型MaaS」に向けた取り組みとして、定点の防犯カメラなどと違い街の隅々までをセンシングできるドライブレコーダーを活用することで、モビリティを安全且つシームレスに誘導するための補完情報(例:子どもや高齢者などの交通弱者が多い場所、時間帯の把握)や観光誘致のマーケティング情報が得られると期待している。安全運転の支援や事故の記録が主目的であるドライブレコーダーだが、それだけでなく、車載カメラを通じて幅広く街データを取得できる強みを生かした新たな取り組みとなる。




 観光ルート動画生成システムについては、デンソーテンの通信型ドライブレコーダー「G500」を京都市内の観光タクシー(ヤサカ自動車)に設置し、収集した映像データをNAISTに提供する。NAISTにてデータを解析/分析した後、そこから有用な情報を抽出し、利用者の嗜好や検索条件に応じたおすすめルートの動画を自動生成するもの。画像認識技術によって、桜や紅葉が見られるルートの選択も可能。今後はさらに、映像データから路上イベントを把握したり、YuMakeの気象データ解析技術によって、天候の変化による各スポットの混雑度などを自動解析しルートへ反映するなど、リアルタイムな観光情報の充実を図る。




 NAIST:映像・画像データを解析/分析し、有用な情報を抽出


 デンソーテン:通信型ドライブレコーダーを活用し、観光地を中心とした街の映像・画像データの収集・提供


 YuMake:気象データおよび気象データ解析技術を提供

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