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キャンピングカー初心者が運転して分かったポイントまとめ


「キャンピングカーを借りてみたい!」と思った時に踏みとどまってしまう理由はなんですか?普段コンパクトカーにしか乗らない私は、「運転が怖い!」と思ってしまい、長年手出しできずにいました。そこで、キャンピングカーをレンタルして実際に運転してみました。




TEXT&PHOTO●(株)オマツリジャパン

ホテルが予約しにくい時期にキャンピングカーをレンタルしてみる

私、お祭り専門メディアの「オマツリジャパン」で編集を担当している「イケちゃん」です。趣味のお祭り見物でホテルが混雑して取りづらい事が多く、いつかキャンピングカーでお祭り見物に行ってみたいと思っていたのです。




今回は、「富士山開山前夜祭」を見物に山梨県富士吉田市へ。キャブコンの中では小さめの「カービィ」をレンタルしてみました。初めてキャンピングカーを運転した感想をまとめました!

車種名 CABBY-R2B


タイプ キャプコン


エンジン ガソリン(2WD)


車両寸法 4850 × 2000 × 2700mm


排気量 1798cc


車両重量 2300kg


カラー ホワイト/アズールメタリック


装備 バンクベッド 、2段ベッド ダイネットベッド、サイドスクリーン、冷蔵庫・換気扇、


電子レンジ、 遮光ブラインド 、エントランス網戸、カセットコンロ、シャワーホース、


最新カーナビ、ETC2 ドライブレコーダー、3点式シートベルト、スタッドレスタイヤ(11月中旬~4月中旬)


乗車定員 6名




●就寝定員


バンクベッド(小人2名)ダイネットベッド(1名)リヤ2段ベッド(2名)


ハンドル位置 右


トランスミッション 4速AT
引用:ヨセミテキャンピングカーレンタル

運転開始5分で…早速訪れた最大のヒヤヒヤポイント

今回、キャンピングカーをレンタルしたお店があるのは東急田園都市線の「二子玉川」駅。住所は東京都世田谷区になります。そう、「世田谷迷路」という言葉があるほど道が狭く複雑なエリアなのです。




まずは自宅で子供たちをピックアップするための横浜の住所をナビに入力。土地勘のない筆者ですが「なんとかなるだろう」とナビの通りに走り出したのがすべての誤りのもと!なんと運転開始5分で二子玉川駅付近のゲキ狭路地に迷い込んでしまいます!



通常の乗用車と違い、キャンピングカーはサイドがボコッと膨らんでいるので、車幅の感覚が掴めないうちは、すべての自転車や歩行者が怖い。左からすべての電柱が迫ってくる感覚に襲われ、右からすべての対向車が迫ってくる感覚に襲われ、パニック状態寸前です!



トラックとすれ違いのたびにビクビク…

二子玉川駅付近を何とか抜けた先にも、瀬田の交差点と環八が待ち構え、車幅ギリギリのスリルドライブに神経をすり減らす羽目に。サンデードライバーにこれはキツい。事前に広い道をリサーチしたり、カーナビの「広い道優先機能」を活用したりすればよかった…。

高速道路では案の定…大切なのは気の持ちよう?

ようやく車幅の感覚に慣れてきたタイミングで、車は東名高速道路へ。心弾む念願の広い道路。「それっ」とばかりにアクセルを踏み込み「ブォーン!」とエンジンが唸るも時速は80km。




今回レンタルした「カービィ」の重量は2,400kgで、日本を代表するお祭りのひとつ「新居浜太鼓祭り」の巨大な太鼓台と同等!一方で、エンジンはプリウスと同等の1798ccなので、大健闘に思えます。



この巨大な太鼓台が同程度の重量

そもそもキャンピングカーの役割は行った先々で快適に過ごすことなので、走行性能を期待することが間違っているのでしょう。




慣れないうちはやきもきするかもしれませんが、時速80kmでも二子玉川から富士吉田までの所要時間は2時間半ほどでしたので、快適なスピードにも思えますね。



ビュンビュン追い抜かれても気にしない

普通車とのブレーキの違いは?

車幅とアクセル以外で戸惑ったのはブレーキ。車体が重いせいか少し強めに踏み込まないと「スーッ」と進んでいってしまいます。




追突なんて起こそうものなら旅の思い出が台なしに…!自然と「常に速度は控えめ」「十分な車間距離を保つ」なんて教科書通りの運転を心がけていました。



雨で制動距離が伸びたのも怖かった…

強く踏みすぎても「ガックン」となってしまい、閉めが甘かったキャビネットのドアが「バッターン!」と音を立てて開いてしまう…




でも、何ごとも慣れですね。運転するうちに感覚が掴めてきて、同乗する子供たちもスヤスヤ眠ってくれました。



同乗者にやってもらって助かったこととは…?

キャンピングカーのバックミラーは基本的に後方カメラのモニターなので、トラックを運転している方ならともかく、普通車を運転している人は慣れるのに時間がかかります。車両の長さもまったく違うので、切り返しやバックでの駐車時に誘導してもらえると助かります。

左上がバックモニター

また、車両の長さゆえに内輪差が大きいため、左折時の車体擦りや巻き込みも神経をすり減らすポイント。助手席から「余裕あるよ」とか「結構ギリです」とか声をかけてもらえたのも安心感がありました。




キャンピングカー初心者のうちは、遠慮することなく頼りあって乗り切りましょう!

事前準備や心構えのまとめ

初めてのキャンピングカーをレンタルして運転して学んだポイントをまとめると以下のようになりました!






1.事前に広い道をリサーチするか、カーナビの「広い道優先」機能を活用する


2.最初から走行性能は期待しない


3.ブレーキが緩いから「速度は控えめ」「十分な車間距離」を常に意識


4.同乗者に遠慮なくガイドやアドバイスをお願いする





最初は戸惑いもありましたが、結論としてはすぐに慣れます!




運転をクリアすれば暴風雨をものともしない快適なアウトドアライフが楽しめますし、お祭りのように疲れやすいシーンでも家族で安心して過ごすことができるのも嬉しいですね。




何より、「キャンピングカーに乗って旅行した」という非日常体験は思い出に残ること間違いなし!迷っているあなたはぜひチャレンジしてください!

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