東武鉄道は、26年ぶりとなる新型特急車両500系「リバティ」を、4月21日より運転開始した。
運転開始を記念し、浅草駅を6時30分に出発する一番列車「リバティけごん1号」日光行・「リバティ会津101号」会津田島行(3両編成2編成併結した6両編成)で出発式を開催した。
浅草駅に5時57分に入線した新型特急車両500系「リバティ」。
一番列車の運転士・車掌に浅草観光振袖学院「浅草の振袖さん」より花束が贈呈された。
根津嘉澄東武鉄道取締役社長、大阿久信二東武鉄道浅草駅長、服部征夫台東区長、山本亨墨田区長、日光観光大使・書道家涼風花さん、富永照子浅草おかみさん会会長の6名によりテープカットを行った。
6時30分、一番列車「リバティけごん1号」日光行・「リバティ会津101号」会津田島行が浅草駅を出発した。
途中の下今市駅において「リバティ」の最大の特徴である併結・分割機能を活かし、列車を分割し、1編成3両は会津鉄道の会津田島(野岩鉄道経由)へ、1編成3両は東武日光へと向かった。これまで必要となっていた下今市駅等での乗り換えが不要となる。
8時22分、「リバティけごん1号」が東武日光駅に到着した。
東武日光駅を8時52分に出発する一番列車「リバティけごん14号」浅草行で出発式を開催した。
出発式第1部はホーム上にある式典会場において根津嘉澄東武鉄道取締役社長、堀江通永東武鉄道東武日光駅長、福田富一栃木県知事、斎藤文夫日光市長、根本方子日光温泉旅館協同組合女将の会会長、伴弘美日光市女将の会会長、日光観光大使・書道家涼風花さんの7名によりテープカットを行った。
出発式第2部は4番ホームにおいて運転士・車掌に根本方子日光温泉旅館協同組合女将の会会長、伴弘美日光市女将の会会長より花束が贈呈された。
日光観光大使・書道家涼風花さんにより書道パフォーマンスを披露。
8時52分、堀江通永東武日光駅長はじめ、福田富一栃木県知事、斎藤文夫日光市長、根本方子日光温泉旅館協同組合女将の会会長、伴弘美日光市女将の会会長、日光観光大使・書道家涼風花さんにより出発の合図を送り、8時52分「リバティけごん14」が浅草駅に向けて出発した。
「併結・分割」を可能にした仕様で乗り換えがなくなる特急列車として都心と観光地、ベッドタウンをつなぎ。日本有数の温泉地を有する会津エリアへも乗り入れ、観光にも通勤にも利便性を高める新型特急車両500系「リバティ」が走り出した。