JR東日本は、2017年5月の運行開始に向け準備を進めている「TRAIN SUITE 四季島」の先頭展望車両とスイート車両が落成し、8月24日に川崎重工業兵庫工場で報道陣に公開した。
公開した車両は10号車の先頭展望車両と9号車のスイート車両の外観。
太田朝道JR東日本常務執行役員の挨拶により幕が落とされ「TRAIN SUITE 四季島」の姿がお披露目となった。
形式はE001形、編成は先頭車(展望エリア付き動力車)2両、パブリックスペースとしてラウンジ車1両、ダイニング車1両、パーソナルスペースとして客室のデラックススイート車1両、スイート車5両の計10両。
シンボルマークデザインについては、車両のエクステリア・インテリアデザインと一体感のあるものとするため、KEN OKUYAMA DESIGNの奥山清行氏がデザインした。
抽選で最高倍率となったのは、5月1日出発3泊4日のコース。四季島スイートの部屋は76倍となった。2017年5月と6月出発分は合計で1,234件の応募があり、平均倍率は6.6倍となった。
2017年5月、6月の運行ルートは、3泊4日コースは「豊かな自然が四季折々に見せる風景や自然と共にある暮らしや文化にふれる旅」、1泊2日コースは「里山、棚田、ぶどう畑などのぬくもりのある風景やその地に息づく工芸品の粋を味わう旅」。