JRグループは、2016年も「青春18きっぷ」を発売する。3月26日の北海道新幹線開業以降は、本州と北海道との旅行ができる「北海道新幹線オプション券」も合わせて発売する。
北海道新幹線開業に伴いJR在来線区間が変更となり、「青春18きっぷ」の利用区間が変更となるものの、有効な「青春18きっぷ」を携行のうえ、別途「北海道新幹線オプション券」を購入すると北海道新幹線の奥津軽いまべつ～木古内間と道南いさりび鉄道の木古内～五稜郭間をそれぞれ片道1回利用できる。
発売期間と利用期間は「青春18きっぷ」と同一で、金額は大人とこども同額の2,300円。北海道新幹線の奥津軽いまべつ～木古内間は普通車の空いている席、道南いさりび鉄道の木古内～五稜郭間は普通列車を利用可能。北海道新幹線奥津軽いまべつ駅のJR在来線接続駅は津軽線の津軽二股となる。
「青春18きっぷ」は、全国のJR線の普通、快速列車の普通車自由席、BRT、JR西日本宮島フェリーが乗り降り自由。奥羽本線青森～新青森間、北海道新幹線開業前の津軽海峡線木古内～蟹田間、石勝線新得～新夕張間、宮崎空港線宮崎空港～宮崎間は、特例として特急、急行を利用できる。また、青い森鉄道青森～八戸間、あいの風とやま鉄道富山～高岡間、IRいしかわ鉄道金沢～津幡間は、特例として普通車自由席で通過利用できる。（青い森鉄道は快速列車普通自由席も可）
春季の発売期間は2月20日～3月31日で利用期間は3月26日～4月10日、夏季の発売期間は7月1日～8月31日で利用期間は7月20日～9月10日、冬季の発売期間は12月1日～31日で利用期間は12月10日～1月10日。価格は11,850円（大人、こども同額）で全国のJRの主な駅、JRの旅行センター、主な旅行会社で発売する。
