車名の由来ってなんだろな! 歴代モデルと振り返ろう
【スープラ歴代モデル】
車名の由来ってなんだろなのコーナー。
記念すべき第一回目は、先日17年振りに復活を遂げたスープラです。
スープラは直列6気筒エンジン&後輪駆動(FR)のラグジュアリークーペとして1978年に発売されました。
日本国内では2代目まで「セリカXX」(北米では初代からスープラ)の名前で販売されていましたが、3代目から日本でも北米と同じ車名の「スープラ」に統一されています。
車名の由来は、ラテン語で「至上かつ最高」「超えて」「上に」という意味です。
その由来に負けじと、代を追うごとにスポーツ性能を追求するハイパフォーマンスカーへと進化しました。
そして、トヨタブランドのフラッグシップクーペにまで上り詰めていきました。
初代 A40/50型(1978−1981年)
※日本名「セリカXX」/北米名「スープラ」の初代モデル
セリカの上級モデルである高級クーペとして発売された「セリカXX」(初代スープラ)。
当時のスペシャリティカーとして人気のセリカをベースにフロントノーズを延長し、後輪駆動(FR)・直列6気筒(2.0L/2.6L/2.8L)エンジンを搭載している。
2代目 A60型(1981−1986年)
※日本名「セリカXX」/北米名「スープラ」の2代目モデル
高級路線はソアラが引き継いだことで、スポーツ路線に変更した2代目セリカXX(スープラ)。
セリカリフトバックをベースに、外装は直線的なライン造形として、ヘッドライトはリトラクタブル式になった。後輪駆動(FR)・直列6気筒(2.0L/2.8L)エンジンを搭載。
3代目 A70型(1986−1993年)
キャッチコピー:「TOYOTA 3000GT」
日本国内でも北米と同じ車名の「スープラ」となった3代目。
外装のフォルムは2代目を継承しつつ、内装はインパネとセンターコンソールを一体化させた斬新なデザインであった。後輪駆動(FR)・直列6気筒(2.0L/2.5L/3.0L)エンジンを搭載。
4代目 A80型(1993−2002年)
キャッチコピー:「THE SPORTS OF TOYOTA」
ワイドフェンダーにより、全幅が1810mmまで拡大した4代目。
映画ワイルドスピードに登場したことで、チューニングカーとしての人気を不動のものにした。
惜しまれながら2002年に販売終了。後輪駆動(FR)・直列6気筒(3.0L)エンジンを搭載。
5代目 DB型(2019年−)
キャッチコピー:Supra is Back
プラットフォームをBMW・Z4と共有することで17年振りに復活を遂げた5代目。
4代目より全長は140mm短いが、全幅は55mm拡大された。
後輪駆動(FR)・直列6気筒(3.0L)エンジンと新たに直列4気筒(2.0L)エンジンが追加された。
Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部