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ホイールちゃんと洗ってますか? お気に入りを長く履き続けるためのホイール洗車術【連載|SWドレナビ的クルマinfo.002】


【連載|SWドレナビ的クルマinfo.002】

おしゃれは足元から。あなたのホイールにあった洗い方。


おしゃれは足元からといいますが、クルマだって同じ。ボディがきれいでもタイヤやホイールが汚れていると台無しです。ボディだけでなくホイールもきれいに洗車したいところ。あなたはホイール洗車していますか?


何気にホイールを洗ってませんか?



ホイールの洗車というと大げさかもしれないけれど、何気に洗っているとホイールにダメージが生じたりすることもある。例えばボディ用のシャンプーには研磨剤が含まれている場合がある。表面がメッキ加工されたホイールは、これらの研磨剤入りシャンプーを使用して固めのタオルなどでゴシゴシこすって洗ってしまうと、ホイールに傷などのダメージが出たり、白く濁ったようになったりするケースもある。決して同じシャンプーを使用してはいけないということではないが、自分の使っているシャンプーやホイールの表面処理は把握した上で使えるものかどうかを確認しておくのが良い。多くのホイールはスチール製かアルミ製でできていて表面加工は塗装やメッキといった処理が多い。これらを踏まえて使用しても大丈夫かどうかの確認はしておきたい。


形状によって使うものを考えよう



ホイールを洗う場合、素材や表面加工だけでなく形状も考慮し、使用するものを考えよう。使用するものというのは、具体的にはタオルやスポンジといった洗うのに使用するもの。例えばメッシュ系のホイールの場合、細かな隙間が多いため、先が細くなったようなスポンジがあると使い勝手が良い。ディッシュタイプのホイールだと比較的大き目のスポンジがあれば一気に洗いやすい。など、形状によって使用する道具を考えてチョイスするだけでも作業の効率は大きく変わるし、汚れをきれいに落とせるかどうかにも差が出てくる。市販品でホイール用のスポンジもあるのでカー用品店でチェックしてみるといいものが見つかるかもしれない。


洗車後の拭きあげは確実に



洗車機などで洗車した後、ボディはきれいに拭き取るがホイールはなんとなくという人も多いかもしれない。しかし、ホイールは凸凹も多く水分が残りやすい、また、ボディよりも地面に近く汚れがつきやすい場所でもある、なので、ボディ以上に吹き上げはきちんとしたい場所なのだ。洗車機で洗車した後も、ホイールの拭きあげは確実に行おう。また、出来ればボディとホイールの拭きあげに使用するタオルは分けておくと良い。


パーフェクトを目指すならホイールを外す





お気に入りのホイールはいつも完璧にきれいにしたいという人にお勧めするのは、ホイールを車体から外して洗うというやり方。通常だとホイールは円形だし車両の側面についているので体制も悪く洗いにくい、しかし、車体から取り外してしまえば自由な場所や体勢で洗えるので、力もかけやすく、ホイールの裏面まできれいに洗うことが出来るのだ。しかし、流石にこのやり方は時間も手間かかるので頻繁におこなえるものではないので、半年や1年といった期間を決めて定期的にきれいにする場合などに、こういったやり方で洗うのがいいかもしれない。また、スタッドレスタイヤ用とノーマルタイヤ用でそれぞれにホイールがある場合は、スタッドレスタイヤに履き替えている間に夏用のタイヤ&ホイールをきれいにしておけば効率的だ。


ホイールの大敵ブレーキダストに対応する



ホイールの汚れといえば浮かんでくるのがブレーキダスト。このブレーキダストが出ないようにするのは難しい。また、ブレーキダストは長期間放置していると落としにくくなる。このためブレーキダストに対応するには出来るだけ短かい周期で豆に洗うのをおすすめする。こびりついたダスト汚れには、市販の溶剤などが有効だがホイールによってはNGの場合もあるので、前に紹介したように表面処理などで溶剤が使えるかどうかのチェックが必要だ。また、ダストが付きにくくする方法としてホイールのコーティングという方法もある。コーティングしておくことで汚れにくく汚れた場合でも汚れを落としやすくなるのだ。


ついつい、何気に洗ってしまっているホイールかもしれないが洗い方にこだわって豆に洗ってやることで長持ちし、きれいな状態を保つことが出来る。きれいなホイールの車は同じ車種の車でもかっこよく見える!あなたもホイールの洗い方にこだわってみませんか?


[Text by 藤本壮啓 スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



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