サポカーSワイドとアゲ系は両立しない可能性も!
高さが変わると作動環境が変わる懸念がある
新型ジムニー&シエラで初搭載となった技術がデュアルセンサーブレーキサポート。
単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を捉え、自動ブレーキに寄って衝突を回避または衝突時の被害軽減を図る装備だ。
スズキでは、自社速度約5km/h〜約100km/h(対象が歩行者の場合は約5km/h〜60km/h)で走行中、前方の自動車や歩行者を検知、システムが衝突の可能性があると判断した場合、作動する。
時代にそった機能であるが、この装備とリフトアップといった車高を変更するカスタマイズは両立しない可能性がある。
グレード一覧
なお装備されるグレードは以下の通り。
ジムニー
XC
XE スズキ セーフティ サポート装着車
XG スズキ セーフティ サポート装着車
ジムニーシエラ
JC
JL スズキ セーフティ サポート装着車
リフトアップを受け付けない場合も
たとえば、カスタマイズモデルをすでにアナウンスしている、エヌズステージに訊いたところ、現段階ではお客様の要望とあっても、レーダーブレーキサポート搭載のモデルについて、リフトアップは行わないポリシーであるという。
これはまだ、作動についての検証が取れていない状態であるからで、今後、状況が変わってきた場合は、対応に変化がある場合もあるが、現状では慎重な姿勢にならざるを得ないという。
すでに発注されたユーザーで、該当グレードをリフトアップしようという計画があるなら、相談が必要かもしれない。
また今後、新型ジムニー/シエラを購入、カスタマイズする計画があるならば、動向を見極めた上、装備の選択をするのがいいだろう。
今後の動向を見守りたい。
(ドレナビ)