VELLFIRE・ヴェルファイア(30系後期)
エアロの形状は大きくわけで2種類あります。純正バンパーをまるごと交換する「バンパースポイラータイプ」と純正バンパーの下側に装着する「ハーフスポイラータイプ」です。バンパースポイラーは純正とは大きくデザインが異なるのでイメージをガラっと変えたい人にはもってこいのエアロで、ハーフスポイラーは純正のよさを活かしてドレスアップしたい人にオススメです。ですが、ここ最近トレンドとなりつつあるタイプのエアロがあります。それが「フラップタイプ」とよばれるエアロなんですね。純正バンパーに装着するのでハーフスポイラーに区分されるのですが、ポイントとしては純正バンパーに被せるのではなく底面に装着するところにあります。今回、30系ヴェルファイア用エアロで人気を博す「KUHL」から待望のフラップタイプエアロが登場したので紹介したいと思います。

KUHL Premium 30V-RS・クールプレミアム 30V-RS
■フロントディフューザー
■サイドディフューザー
■リアフローティングディフューザー Ver.2
■レーシングボンネット
■フロントグリル
■バンパーコーナーカバー
KUHLではこれまでも30系ヴェルファイア後期用にハーフスポイラーをラインアップしています。しかし、今回登場したのは「フロントディフューザー」「サイドディフューザー」「リアフローティングディフューザー Ver.2」といった名前のフラップタイプとなっています。最大の特徴はなんといってもその薄さです。それぞれの厚さを約2cm以内にとどめているので、エアロを装着することによって生じる”下面を擦る”などといったトラブルを少なくしているんですね。つまり「エアロをつけていても気にせずガンガン走れる」というわけです。
エアロパーツの厚さが薄いということはつけているかわからないんじゃない?なんて思ってしまいますが、そこはさすがKUHLのデザイン力です。フロントディフューザーの写真をみてわかるとおり、存在感は十分です。左右をカナード風に立ち上げていたり、前方に長さをもたせたりしたデザインによって薄さを感じさせない仕上がりになっているわけですね。天面部をブラックに塗り分けているのも効果的です。さらにいうと、KUHLのアイデンティティといえるレーシングボンネットとフロントグリルの合わせ技によって、ガラリを印象を変えているんですね、
フロントまわりで注目してもらいたいのが、このバンパーコーナーカバーです。パッとみてどれがパーツ?って思ってしまいますが、純正ではヘッドライトの下からフォグを囲むようにメッキのパーツがついています。そこをボディ同色のパネルで一体化させているというわけですね。純正のギラギラとしたメッキ感が苦手の人はこれを装着するだけで、かなりジェントルな雰囲気になりますよ。しかも全部をカバーするのではなく、L字型にして適度にメッキのよさを残しているのがニクイ演出ですね。
サイドステップはこれまでドアの形状に合わせて片側4分割となっていましたが、今回のサイドディフューザーは一体型でサイドの下側に装着する形状となっています。少ないスペースなので、薄型のエアロでは存在感を出しにくい部分ではありますが、後方部に段差をつけるなどしてしっかりとKUHLっぽい雰囲気を醸し出しています。こちらも天面をブラックに塗り分けているので、奥行き感が出ていますね。
そして最後はリアです。KUHLの30系ヴェルファイア用エアロではこれまでもリアフローティングディフューザーをラインアップしてきました。今回はフロントとサイドのエアロデザインに合わせて、新たにリアフローティングディフューザー Ver.2として追加設定されています。なので少し小ぶりにデザインされているのがおわかりいただけますでしょうか?しかし、フローティング(浮遊)という名前の通りに吊り下げ式となっていて、純正バンパーとエアロの間に空気の流れる隙間が設けられているんですね。これがスポーティでかなり個性的です。
フラップタイプのエアロの魅力をわかっていただけましたでしょうか? KUHLではこのエアロパーツを装着した状態のドレスアップコンプリートカーを新車で購入できるので、これから30系ヴェルファイア後期を買おうと考えている人はぜひ問い合わせてみてくださいね!