三菱・デリカの歴史を辿る
1968年に初代が登場して以来、今年で誕生50周年を迎えるデリカ。「様々な道路状況において、確実に乗員や荷物を目的地まで運ぶクルマ」として半世紀に渡って支持されてきたロングセラーモデル。
ここでは50年の歴史を振り返ってみよう。
3代目デリカ スターワゴン
1986 デリカ スターワゴン
‘86年6月に7年ぶりのフルモデルチェンジで登場した3代目デリカ。スターワゴンという名前は2代目から踏襲。軽量化やボディ剛性を求め、モノコックボディを採用。柔らかなカーブ形状で構成されたフォルムは、ソフトキューブスタイルと名付けられた。4WDは徹底したオフロード性能と快適性を追求し、フロントガードバー、サイドステップ、リアアンダーガード、15インチワイドタイヤを装備。2WDは、後席の天井左右をガラス窓としたクリスタルライトルーフを採用、‘89年4月には4WDにも採用された。
1990 デリカ スターワゴン
1991 デリカ スターワゴン
‘93年2月には、オートキャンプなどのフィールドレジャーに向けた特別仕様車「ジャスパー」が登場。
1994 デリカトラック
’94年の4代目スペースギア発売以降も、スターワゴンは継続販売されていた。
1986年6月 | フルモデルチェンジ「デリカ スターワゴン」、「デリカ バン」発売、「デリカ トラック」イメージ一新 |
1986年8月 | ロングボディ車追加 |
1987年9月 | 2.0LガソリンにECIマルチを採用。2WD車に大型樹脂バンパーを装着 |
1988年8月 | 4WD車にAT車を追加 |
1989年8月 | 2.4Lガソリンエンジン設定、4WD車にハイルーフ、クリスタルライトルーフ追加など3ナンバー車を追加 |
1990年8月 | 異形4等ヘッドライトを装着するなど外観を大幅変更 |
1991年8月 | 安全性向上など一部改良 |
1992年8月 | 内外装、機能充実 |
1993年6月 | 内外装、機能充実 |