3月28日、米ニューヨークの国際自動車ショーで世界初公開!!
スバル世界戦略車の北米仕様を、お先に覗き見!
北米は今秋発売!
世界的に活況を呈すSUV。スバルのラインアップの中で、その旗艦モデルとなるフォレスターが、この秋いよいよ新世代へバトンタッチする。その本格導入を前に、同車の主戦場である北米仕様が報道陣に公開された。その内容を早速リポート!!
グレードは2タイプ!
スタイリングは現行SJ系の正常進化版といえ、昨今見慣れたクーペスタイルとは異なる、アクティブなキュービック形状を継承。「スポーツ」グレードでは、オレンジを要所に散らし黒で締めるなど、差し色が映える。
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1997年登場と、すでに20年選手となるフォレスターは、世界販売台数がここ数年年間28万台前後で推移と、スバルSUVを支える人気車となっている。とくに支持は北米で熱く、昨年実績ではじつに総販売数のうちの63%を占めるほどと他を圧倒。世界初公開の場がアメリカとなったのもうなずける。
改良点は多岐に渡り、まず骨格が“スバルグローバルプラットフォーム”と呼ぶ最新版となり、剛性は最良2倍も向上と堅牢性がアップ。ホイールベースが30mm拡大するも前後オーバーハングは短縮と、実質全長はほぼ変わらず。左右乗員の距離感や、後席の足元を広げてより開放的に改善したほか、実用車としての利便性向上を狙い、荷室の開口がよりワイドに。リアドア開口を広げ、ルーフへの荷物の積載性を高めるべく足場ステップも大型化。Cピラー形状を変え乗降性をアップと、使えば判る違いは多数ある。
昨今ますます重要視されている安全面では、初採用となる「ドライバーモニタリングシステム」に注目。インパネ中央にあるディスプレイ上のセンサーで、ドライバーの居眠り&脇見を検知警告するこの機能は、登録ドライバーごとにシートポジションやドアミラー角度などを記憶できる賢さ。複数の人が運転するケースがある場合など、かなり便利だ。予防安全策の筆頭といえるお馴染みの「アイサイト」も、もちろん全車に標準で装備される。
エンジンは新開発の2.5Lの4気筒ボクサー。既存ユニット比で約9割も部品を変え直噴化するなど、出力&トルク共に向上。独自の四駆機構を組み合わせ、路面状況にあわせたドライビングを可能とする。余談だが、中国仕様ではモーターアシスト搭載車も用意と発表された。果たして日本仕様はどんな形で、いつ登場するのか。ウェブでの情報公開が始まっていることから、北米仕様同時期!? その前!? との意見も。いまは期待して待とう。
ボディサイズは現行とほぼ同じレベル!!
全長4625×全幅1815×全高1730mmと、ほぼ現行型と同等サイズ。ホイールベースを拡大し後席足元のゆとりを+33mmアップ。全高は低くなっているが、室内高は現行と同じだ。最小回転半径も5.4m。
新開発のエンジンは、パワー向上と環境性を高めた、2.5Lの水平対向4気筒の直噴仕様。7速マニュアルモード付きCVTが組み合わされる。
アイポイントを高めに設定し、見晴らしを向上。Aピラー根元の形状も改善し視認性もアップ。ナビを8インチに拡大し、スマホとの連携も強化。
デザインや形状だけでなく、クッション部の素材等にもこだわり、ドライビング時の疲労軽減にも配慮した新シート。前席左右間が20mm拡大した。
荷室開口1300mm、同幅1100mm、同長908mm、同容量520Lと、どれも現行を上まわるスペックを確保。施錠連動の電動バックドアもあり。
ドライバーモニタリングシステムは、居眠りや脇見の警報だけでなく、顔認識機能を強化。シートやドアミラーなど、各設定を記憶させることが可能。
SNOWやMUDの選択をよりわかり易くした、悪路走破性に優れたXモードを搭載する。滑りやすい路面に応じ、エンジンやミッション等を適時制御。
発売を待ちきれないアナタはスバル公式動画で確認!
スバル公式ウェブサイトから飛べるユーチューブ動画で、新型フォレスターの情報も公開中。ぜひ1度ご覧あれ。
北米仕様を歴代フォレスターとともに展示中(5/18〜)
またスバル恵比寿ショールームにて、5月18日より新型フォレスターの北米仕様を展示している。
センターにレイアウトされた新型を囲むように、歴代のフォレスターも展示。
5世代が並んだ光景は壮観だ。
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