アクセルワーク一つで変わる燃費
エコドライブは安全運転にもつながります。
(前編)
行楽シーズン真っ只中、クルマでドライブするにも良い季節。
安全運転はもちろんですが、地球環境にもお財布にもやさしいエコドライブを心がけることは重要です。
急発進急加速は燃費にも安全運転にも×
急発進急加速は言うまでも無く燃費に大きく影響します。
信号待ちからの急な発進や、前のクルマが詰まっているにもかかわらず急加速して追いつくなどの行為は、安全運転の観点からも良くありません。
交通安全協会が発行する冊子などでは、発進の際は最初の5秒で自足20キロ程度になるようなふんわりアクセルが推奨されています。
燃費を見た場合にも、普段から急発進急加速気味の運転をおこなっている場合と、ふんわりアクセルのようなエコ運転の場合では燃費は10%程度かわるとも言われています。
アイドリングも燃費に影響する
待ち合わせや荷物の積み下ろしなどの際にアイドリング状態でいる方も多いと思います。
しかし、当然ですがこのアイドリング状態でも燃料は消費しています。
クルマによっても異なりますが、エアコンをオフにしている状態でも10分のアイドリングで100cc〜130cc程度燃料を消費するともいわれています。
不必要なアイドリングを減らすことで燃費は当然良くなりますので、ちょっとの時間だからと思わずにこまめにエンジンをオフする習慣をつけておきたいところ。
また、アイドリングストップ機能がついている車でも長時間のストップでエンジンが始動する場合もあるので、アイドリングストップ機能付だからと思わずに不必要なアイドリング状態は極力さけるように習慣化しておきたい。
最近の車は暖機運転は不要。
アイドリングではなく暖気状態が必要という人もいるかも知れませんが、旧車や一部のクルマを除いて考えると、最近のクルマのほとんどが暖機運転は不要。
エンジンをかけたらすぐに発進しても問題はありません。
とはいえ、これから夏に向かって暑かったりするので、車内の温度を適切な温度にしてからクルマに乗り込みたいという人も多いと思いますが、そういった場合にはサンシェードやハンドルカバーなどの用品を上手く活用してみましょう!