サイドのドアミラーをエアロミラーに変更。車検に通るのか?
どんな車にも装着されているサイドのドアミラー。
そのドアミラーをコンパクトにしたりスタイリッシュな形状に変更したものがエアロミラー。
エアロパーツ的な要素もあり人気なパーツではあるが、はたしてコレって車検の時には大丈夫?
純正ミラーとどうちがう?
スポーティでスタイリッシュなイメージに変更できるエアロミラー。
市販されているものも様々だが、純正との違いとしてあげられるのはミラーの大きさ。
もちろん純正がどのようなタイプなのか、また市販されているものの中からどのようなものを選択するかによって変わってくるのだが、基本的には純正サイズよりも小さくなるケースが多い。
空気抵抗を少なくするデザインや、風切音を低減させるようなデザインになっていることが多く、一般的には純正ミラーよりは小さくなることが多くなる。
大きさが小さくなる場合でも、後続車の確認などがしっかりおこなえるサイズで角度調整ができるものであれば、特に車検には影響しない。
電動、手動の変更も可能。
最近のクルマの場合、サイドのドアミラーの多くは電動格納で電動での調整が可能になっているモノが多い。
対してエアロミラーに変更した際に手動になってしまうといったケースも少なくない。
電動でおこなえていたものが手動になるのは少し不満が生じるところもあるが、こういった場合でも特に車検には影響はしない。
もちろん、軽トラなどの場合はこの逆も考えられる、エアロミラーとは違うが電動タイプでない車両に電動タイプのミラーを装着する、いわゆる流用装着をおこなっているユーザーも多い。
車検で問われるポイント。可倒式
ここまでの話だとエアロミラーでも車検はOKと考える人も多いと思うが、車検時に問われるポイントとして一番気をつけるべきは、可倒式かどうかである。
もちろん、サイズ的なものや見え方、角度調整にも注意は必要だが、市販品の多くはこのあたりで問題が生じるものは少ない。市販品の中で車検NGとなるケースが高いものが可倒式かどうか。
これは事故などで衝突した際にミラーが倒れるようになっているかどうか。
市販のものには可倒式でないものもあり、こういった場合は車検でNGの指摘を受ける可能性があるので、購入前に車検対応かどうかの確認をしておきたい。