知って得する知っ得! 009
灯火類と車検のお話 ポジションランプ編
知っているようで、実はきちんと理解していないかもしれない、ドレスアップにまつわる話を深堀りして紹介する「知っ得コーナー」。今回は灯火類と車検のお話 ポジションランプ編です。
車の存在を知らせるポジションランプ
ポジションランプ(車幅灯)とはスモールランプ、クリアランスランプとも呼ばれ、ヘッドライトが点灯していない状態で、クルマの存在を他に知らせるためのライト。
車幅灯という名のように昔のクルマではクルマの両端についていたものが多く、車幅を知らせてくれるライトであったが、最近ではヘッドライトユニットの中に装着されているケースが多く、車幅灯というよりはスモールランプと呼ばれるのも納得という状態ではある。
もちろんポジションランプにも規定がある
ポジションランプの規定は、停車時にクルマの存在を他車に伝える意味から、夜間前方300mから点灯確認できること、色は白、淡黄色、橙色で左右同色であることとなっている。
装着位置はウインカーと同じ下縁が地上から35cm以上、上縁が210cm以下で左右対称の位置だ。
車検時の注意点
ポジションランプの車検時の注意点としては、まずはバルブの色。
ケースとして最も多いのは指定色以外の色によるNG判定。
ポジションランプはLEDバルブ交換が最も手軽におこなえる場所でもあり、バルブ交換をおこなって、ポジションランプをLEDに交換し青色と判断されNGとなるといったケースが多い。
また、光の拡散角度にも指定がある。
光り方において直進的に光るLEDに変更した場合、光が拡散せずにNGとなる場合もあるようだ。
ポジションランプ交換時にはこの辺りを注意して交換すると良い。