「ミニバン専用」タイヤって普通のタイヤと何が違う!? 【グッドイヤー・エフィシエントグリップRVF02】

2021年03月09日 07:00:00
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ドレナビ
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乗り心地も走りも“普通”とは違う

GOODYEAR／EfficientGrip RVF02
グッドイヤー／エフィシェントグリップRVF02

グッドイヤーミニバンタイヤ専用 rvf02 アルファードヴェルファイア

新たなブランドへ移行したミニバン専用タイヤ
2021年3月1日に発売が開始されるグッドイヤーのNEWタイヤ、「エフィシェントグリップ RVF02」。これまでミニバン専用タイヤとして発売されていた「イーグル RV-F」の後継モデルとなり、トータルバランスを重視した乗用車向けブランド、エフィシェントグリップシリーズに移行し、登場する。

エフィシェントグリップシリーズは、安全性・上質な乗り心地・燃費性能など、今タイヤに求められる性能を高次元で兼ね備えるブランドで、これまでにスタンダードな「エフィシェントグリップエコ EG02」、ミッドクラスの「エフィシェントグリップコンフォート」、ラグジュアリークラスの「エフィシェントグリップパフォーマンス」をラインアップ。

新たにミニバン専用の「RVF02」が加わることで、より幅広い車種をカバーすることとなる。

ミニバン乗りが求める理想のタイヤとは
話は戻って、NEWタイヤ「RVF02」。ミニバン専用とは、他のタイヤとどこが違うのか。

ミニバンの多くは車内空間を広く取るために全高が高い。セダンやスポーツカーに比べるとコーナリングでのふらつきは大きく、走りや乗り心地においては不利な形状だ。そしてファミリーカーゆえに、ロードノイズなど耳障りな音は車内での会話がしづらく好ましくない。最近のクルマは、クルマ自体のノイズ、例えばエンジン音などの静音性、遮音性が高まっているため、タイヤのノイズが余計に気になるという声も多い。

さらに言うと、平日は日々の買い物や送迎、週末は帰省や家族旅行など、ほぼ毎日使われるため、低燃費や耐摩耗性も重視される。

現に、ミニバン・ワゴンユーザーがタイヤに対し性能面で不満に思った点として上位に挙げられるのが、静粛性、乗り心地、ライフ、運転の負担など。

これらをクリアするべく開発されたのが、ミニバン専用タイヤ「RVF02」なのだ。

あらゆる最新技術でミニバン乗りの要望を叶える
RVF02には、ミニバン専用ならではの様々な最新技術が採用されている。まずタイヤのトレッド面。大きさが異なる5つのショルダーブロックの配列を最適化し、路面からのピッチ音（叩き音）を分散させることで、パターンノイズやピッチノイズの低減を実現。

また、左右非対称で、アウト側のブロックを大きくすることにより、ふらつきも抑制する。トレッドの内部はいくつかの層を重ね合わせて構成されるが、その素材や配置を最適化することで、路面からの衝撃を緩和し、上質な乗り心地を実現。

その他にもタイヤの接地形状やランド比を最適化することで耐摩耗性能を高めたり、そもそものタイヤのゴムに配合するシリカにもこだわり、低燃費性能を向上。多くの技術をバランス良く組み合わせることで、ミニバンにベストなタイヤとして仕上がっているのだ。

ラインアップは、13インチから20インチの35偏平まで全40サイズ。純正交換サイズはもちろん、17インチ以上には35/40/45など低偏平サイズも多く、インチアップユースとしても使える。

今年は夏タイヤを新調しないとと考えている人はぜひ“ミニバン専用”の恩恵を体感してみては。

IMPRESSION DEMO CAR
30系アルファード

撮影・実走に使用したのは、30系アルファードの純正サス車。装着したRVF02は、純正同サイズの235/50R18。街中、高速域ともに、タイヤに起因するノイズは感じられず、まさに静か。道路の継ぎ目を越える際の突き上げる音も振動も抑えられているように感じた。また、首都高などタイトなコーナーが続く高速でも、ステアリングを切り終えた後に振り戻されるようなふらつきはなく、終始安心感のあるクルージングができた。ホイールはクリムソン・クラブリネアマルディーニFF。