最先端の電気自動車だってカスタムはアリ
EV×UPスタイル×冬キャン
「最新のクルマはイジりづらくなってきたよね〜」。確かにそう。様々な安全装備や便利機能もあり、カスタムの幅が制限されているのは事実。でも、こんなカスタムもできるんですよ〜という1台。しかも自動車メーカー発信。
新型ノートe-POWERが発売1カ月で月販目標2.5倍となる2万台を販売した、三菱はエクリプスクロスにPHEVが登場した、トヨタはFCVの新型MIRAIがデビューした……。
ハイブリッド車どころか、さらに進んだエコカーが次々と登場し、注目を浴びる中、私もそうだが、この先カスタムシーンはどうなっていくんだろうという漠然とした寂しさを感じている人も多いと思う。でもそんな不安を吹っ飛ばすニュースが日産から発表された。
ヨーロッパで制作された「e-NV200ウインターキャンパー コンセプト」だ。ベースとなるのは100%電気LCV(小型商用車)の「e-NV200」。
ご存じNV200を元にした電気自動車だ。そのクルマをベースとして、程よくリフトアップされた車高に、フェンダーから出まくりのA/Tタイヤ、さらにフロントにはイカついスチールバーを装着。
当然だけど日本ではこの姿のまま走れば即おまわりさんに怒られるだろうが、そんなことより、最新のEV車でも、こんな風にカスタムできるのねというのがなんとも嬉しいし、心強い。
なんか最新の技術を搭載したクルマって、さわっちゃいけないような雰囲気がありませんか? でもそんなことはない。どんなクルマでもカスタムを楽しんで良いんです。
実際、このe-NV200はYouTubeでもNissan Europeのチャンネルで公開されていて、走っている姿も映っています。
もちろんお洒落な映像に仕上がってますが、e-NV200がブリブリにワイドな感じでめちゃめちゃカッコいいのです。ぜひ1度チェックしてみてください。
欧州限定の架装パーツ「キャンパーテクノロジーラグジュアリーキット」は、220ボルトのバッテリーへの充電を可能とするソーラーパネルを搭載。備え付けのキッチンや冷蔵庫を余裕の電力で稼働させる。
スタイルワゴン2021年3月号より
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