GPS情報はもちろん“レーザー式対応”が新常識
【短期連載】レーダー探知機最新カタログ 【第二回はユピテルのラインアップをチェック】
取締情報や道路情報などを事前にキャッチし、ドライバーに教えてくれるレーダー探知機。主には取締情報が重要だが、最近では付加価値を加えたモデルが多数ラインアップしている。今回はレーダー探知機大手、ユピテルのお薦めラインアップをチェックしてみよう。
Yupiteru/ユピテル
▼▼LS700▼▼
セパレートで設置しやすいハイエンドモデル
取締検問データを5万7千件以上収録。レーザー式対応はもちろん、多くのレーダー探知機で感度不足のため捉えられないこともある、Kバンド電波に対する精度を大幅に改良し、まだまだ現役のレーダー式オービスへの対応も万全だ。
また、オービスの位置だけでなく、リアルタイムで公開取締中の路線を表示可能。そのため警告地点を予め確認、ゆとりを持って走行できるので、より安全に運転できる。
手動でアップデート可能なSDカードが付属、別売りの無線LAN機能付きSDカードを装着すれば電源の入っている際に自動更新してくれる。なお、ユピテル製品のGPS情報更新は有料となっているが、他社製と比較しより精度の高いGPSデータであると謳われる。
センサーとモニターが分離式なので、好きな場所にモニターを設置することができる。
【PARTS SPECIFICATION】
参考価格:3万5800円
タイプ セパレート
ディスプレイ 3.6インチ
レーザー式対応 ○
GPS 〇
ジャイロセンサー 〇
Gセンサー 〇
受信バンド数 14
無線LAN 〇
ゾーン30警報 〇
▼▼LS10▼▼
レーザー式に特化したコンパクトモデル
レーザー光受信に特化した、幅5cm弱というコンパクトな探知機。モニターはなくLEDと音のみの警告となり、シガーソケットからの給電により単体での使用が可能となっている。
スマホで見られるオービスのアプリと組み合わせるなどの使い方も。また、対応するユピテル製品であれば、すでにユーザーが使用しているレーダー式のみの探知機に、組み合わせて用いることができる優れモノでもある。
センサーには上位モデルのLS700にも搭載されているエスフェリックレンズを採用。
専用フィルターと判別システムによりリモコンや他車のライトなどによる誤検知を最小限に抑え、長距離かつ広範囲(40°)での検知を可能にしている。
【PARTS SPECIFICATION】
参考価格:7480円
タイプ ワンボディ
ディスプレイ なし
レーザー式対応 ○
GPS ×
ジャイロセンサー ×
Gセンサー ×
受信バンド数 ×
無線LAN ×
ゾーン30警報 ×
▼▼LS100▼▼
シンプルながら必要十分な機能
レーザー式に対応しつつ、レーダースコープでシンプル表示のエントリーモデル。
5つの本体ボタンのみの簡単操作ながら、Gセンサーなど豊富な機能を搭載している。
また、マイエリア機能でデータベースに記録されていないオービスなどを登録することが可能、設定したエリアに近づくと3段階で警告が行われ位置が掴みやすい。
32チャンネルのGPS測定と停車時の位置記録によって、従来より2倍の速度で位置を計測。
【PARTS SPECIFICATION】
参考価格:1万8000円
タイプ ワンボディ
ディスプレイ 3.2インチ
レーザー式対応 ○
GPS 〇
ジャイロセンサー ×
Gセンサー 〇
受信バンド数 14
無線LAN ×
ゾーン30警報 ×
▼▼LS310▼▼
一体型でも機能満載の上位モデル
こちらは一体型の上級モデル。高性能センサーはもちろん、GPS情報を元に現在地での駐車禁止ゾーンや車上荒らしなど、注意ポイントをアイコンで表示する。
さらにモニター横のLEDは警告地点からの距離に応じてパターンを変更して知らせてくれる。
ちなみに無線LAN対応SDカード搭載時はWLANアイコンが表示される。
【PARTS SPECIFICATION】
参考価格:3万2800円
タイプ ワンボディ
ディスプレイ 3.6インチ
レーザー式対応 ○
GPS 〇
ジャイロセンサー 〇
Gセンサー 〇
受信バンド数 14
無線LAN 〇
ゾーン30警報 〇
次回はコムテックをピックアップします!
スタイルワゴン2021年2月号より
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