車種専用設計はもちろん、鍛造素材型から見直し
最適な断面アプローチ、クリアランス、肉厚を確保
4×4エンジニアリングサービス/BRADLEY FORGED 匠
人気のクロカンホイール「ブラッドレー」シリーズの頂点、徹底的にこだわり抜いた鍛造ホイール「ブラッドレー FORGED 匠」が4×4エンジニアリングサービスから発売された。
先月、先行予約を開始した時にはまだ詳細が明らかになっていなかったが今回明らかになった。設定は16インチ、17インチ。5/150のランドクルーザー、6/139.7のランドクルーザープラド、ハイラックス、パジェロ、FJクルーザーなど車種専用となるインセットを設定。まずは、5/150のランドクルーザー用となる17×8.0J±0、ハイラックス、FJクルーザー、ランドクルーザープラド対応となる17×8.0J+20/−15、17×8.5J−30の4サイズの販売からスタートし、16インチサイズは2021年秋の発売を予定している。
世界でも稀な8000t油圧プレスマシーンを有する“TAN-EI-SYA”の鍛造製法を採用。金属組織を高密度で均一化することで高い強度と剛性を確保、リム部は素材をローラーで引き裂きながら圧延する裂開製法で形成することで、薄く鍛えあげられた高強度と軽量化を両立する。
国が定めた「乗用車用軽合金ディスクホイールの技術基準(JWL/JWL-T)」を10〜20%上回る基準を設定した上で、さらに独自の強度試験を追加した“匠Standard”により、クロカンマニアのハードな走りにも満足いただける高い強度と剛性を提供してくれる。
また、タイヤとホイールが接地するビードシートの両端に約4mmの凸部を設けると共に、加工範囲をあえて未塗装とすることで、低い空気圧でのロック走行時にもビードが落ちにくく、瞬間的に大きな回転トルクがかかった際にもビードの滑り(タイヤの空転)を防いでくれる。
バルブは岩石登坂路などで接触するケースもあり、アルミやスチールでは破損し、走行に支障をきたすケースがあるので、あえてゴムバルブを標準装備している。
車種専用設計はもちろん、鍛造の基本となる素材型から見直したことで車種ごとに最適な断面アプローチとクリアランス、肉厚を確保。わずか1mmの差でも勝負が決まることを熟知するクロカンマニアならではの譲れないこだわりのフィッティングを誇っている。
設定されるカラーは2色。マッドシャドーブラック、マッドディープグレーで、どちらも5本スポークの1本に「BRADLEY FORGED 匠」のロゴを配し、他シリーズとの差別化を図っている。
「TAN-EI-SYA」の8000t油圧プレスマシーンによる鍛造製法を採用。薄く鍛えあげられ高強度と軽量化を両立。まさにフラッグシップのコンペティションモデルに相応しい製法。
【PARTS SPECIFICATION】
●商品名:BRADLEY FORGED 匠
●サイズ
問:4×4エンジニアリングサービス 0574-25-1050
https://www.4x4es.co.jp