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初代レヴォーグってどんなクルマだっけ!? スバル・VM系A型レヴォーグ(2014年4月〜2015年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー


日本専売で期待度◎

ポスト・レガシィを担うスポーツツアラー


SUBARU/LEVORG

スバル/レヴォーグ VM系A型 2014年4月デビュー



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スバル・レヴォーグ(VM系A型)2.0GT-S EyeSight



日本専用に開発された新生レガシィたるレヴォーグが、ついに正式にお披露目された。


4代目レガシィとほぼ同じボディサイズからなるエクステリアは、ヘキサゴングリルにボンネットのエアバルジ、凝縮感のあるボディフォルムが醸し出す安定感際立つたたずまいなど、往年のスバリスト、レガシィファンの琴線に触れるルックス。同時に5ドアクーペ的にも見えるシルエットは新たなユーザーにも響きそうだ。


外観上、バリエーションごとの際立った相違点は少なく、17インチと18インチの設定となるホイールぐらい。ただし、レヴォーグのホイールはPCDが114・3となったことが見逃せないところだろう。また、ボンネットはアルミ製でガスダンパーのステーとしている点もオーナーにとってはちょっと嬉しい部分だ。


インテリアはスポーティ感と上質感がバランス良く感じられる空間だ。太めのグリップとした小径ステアリングはスポーティなDシェイプ。アイサイト装着車のパーキングブレーキは電動式となり、パーキングブレーキスイッチの横にはヒルホールドスイッチをレイアウト。また、同じくアイサイト装着車には前・後席各2個、計4個のUSB電源ソケットが備えられてもいる。


なお、スポーティな仕様となるSグレードは、ブラックベゼルとしたプロジェクタータイプのLEDヘッドランプや、ダークメッキ&ブラック塗装の専用フロントグリルを装備して、より精悍さ際立つ表情を覗かせる。


インテリアは随所にブルーステッチをあしらった独自の演出とし、運転席にはパワーランバーサポートが付く専用のスポーツシートを装備。インパネにはシルバーカーボン調の加飾パネルがあしらわれる。


足回りはビルシュタイン製ダンパーやピロボールブッシュ付きアルミ鍛造フロントロアアーム、18インチホイールなどによる専用仕様となっている。


1・6ℓと2ℓ、2タイプのボクサーエンジンはいずれも直噴ターボだ。1・6ℓは型式上はインプレッサに搭載されているFB16型で、そのアーキテクチャーは変わらない。だが、レギュラーガソリン仕様を絶対条件に、目標と定めたパワースペックとモード燃費の実現を図るべく全面的にメスが入れられ、クランクシャフトを除くほとんどが新開発された。


170ps/4800~5600rpm、25・5㎏‐m/1800~4800rpmは2・5ℓのNA並の数値。レンジの広いフラットなトルク特性を備え、モード燃費は17・4㎞/ℓを達成した。


2ℓは、300ps/5600rpm、40・8 ㎏‐m/2000 ~4800rpmを発生するハイパフォーマンスのスポーツユニットだ。強化バルブスプリングの採用によってレブリミットが、これまでの6100rpmから6500rpmへと引き上げられ、よりファンなパワーユニットに仕立てられた。


トランスミッションは1・6ℓが「i」と「S」2モードのSiドライブを備えたリニアトロニック。2ℓは「S#」を加えた3モードSiドライブのスポーツリニアトロニックとなり、「S#」時にはクロスレシオの8速MTモードなどを楽しめる。


最新のアイサイトであるVer・3の搭載はレヴォーグが初めてだ。プリクラッシュブレーキは衝突回避可能の相対速度が引き上げられ、高速走行時の車線中央維持や車線逸脱抑制などの新機能も追加されている。


かつて活況を呈した日本のステーションワゴン市場だが、この何年もの間、寂しい状況が続いている。レヴォーグの登場によって、以前ほどとはいわないまでも活気を取り戻すことを期待せずにはいられない。


スバル・レヴォーグ(VM系A型)1.6GT EyeSight

ステレオカメラを刷新し進化したアイサイト・バージョン3。既存性能を向上させたほか、「アクティブレーンキープ」などの新機能も盛り込んだ。

車幅いっぱいにリアコンビランプを配しワイド感を演出したリアスタイル。写真は2.0GT-S EyeSight。

三面図



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class="alignnone size-full wp-image-157397"/>2.0GT EyeSight


ヘキサゴングリルなど立体的な構成で彫りの深さを強調したフロントマスク。サイドビューはAピラーを前方に出しルーフ後端を低く抑え伸びやかさを強調。一体感のあるルーフスポイラーなどスタイリッシュに磨き上げたリアデザイン。写真は2.0GT EyeSight。




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data-image-title="157432" data-image-description="ハイオク仕様の2.0L直噴ターボエンジン。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/10/SW202009_002_036.jpg" alt="「初代レヴォーグってどんなクルマだっけ!? スバル・VM系A型レヴォーグ(2014年4月〜2015年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-157432"/>ハイオク仕様の2.0L直噴ターボエンジン。





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data-image-title="157412" data-image-description="1.6GT EyeSightの標準装備ホイール。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/09/SW202009_002_020.jpg" alt="「初代レヴォーグってどんなクルマだっけ!? スバル・VM系A型レヴォーグ(2014年4月〜2015年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-157412"/>1.6GT EyeSightの標準装備ホイール。



ピアノブラック調の仕上げやメタル調のアクセントで上質感とスポーティ感を融合させたコクピット。写真は1.6GT EyeSight。



バケットタイプの専用フロントスポーツシートを採用。Sタイプにはメーカーオプションで専用本革内装を用意する。




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data-image-title="157403" data-image-description="Sグレードでは、シルバーカーボン調+メッキの加飾パネルや本革巻きステア&シフトノブ、専用ブルーステッチなど、細部にまで手の込んだ作りを行っている。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/09/SW202009_002_011.jpg" alt="「初代レヴォーグってどんなクルマだっけ!? スバル・VM系A型レヴォーグ(2014年4月〜2015年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-157403"/>Sグレードでは、シルバーカーボン調+メッキの加飾パネルや本革巻きステア&シフトノブ、専用ブルーステッチなど、細部にまで手の込んだ作りを行っている。



燃費情報などを映し出すマルチファンクションディスプレイ。専用ナビシステムとも連動し、ナビ情報を表示することも可能。



1.6GTを除きスマホなどの充電ができるUSB電源を用意。フロントに2つ、リアに2つの計4つあり全席で便利に使える。




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ワゴン作りのノウハウをいかしたカーゴルーム。トランク容量は、現行レガシィツーリングワゴンより大きい522ℓ(サブトランクも含む)を確保。サブトランクは前後2分割。手前側は深底収納も可能。またカーゴルームにはリアシートフォールディングスイッチやコンビニフックも用意された。



実用的なだけじゃなくオシャレもアップ純正アクセサリー




レヴォーグではスポーティに演出する純正アクセサリーが用意された。外装ではフロントグリル&バンパースカートやリヤバンパースカート、ボディサイドモールディングなど、フィッティング感抜群&スタイリッシュなアイテムが揃う。内装も同様にスポーティな演出を施すアイテムを揃えるほか、オーディオマニア垂涎のダイヤトーン・スピーカーもラインアップ。内外装をトータルコーディネイトで楽しめるようになっている。





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data-image-title="157420" data-image-description="シャープなフェイスを作る6連LEDを使ったLEDアクセサリーライナー。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/09/SW202009_002_028.jpg" alt="「初代レヴォーグってどんなクルマだっけ!? スバル・VM系A型レヴォーグ(2014年4月〜2015年5月)|中古車選びに役立つ「当時モノ」新車レビュー」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-157420"/>シャープなフェイスを作る6連LEDを使ったLEDアクセサリーライナー。




赤のラインが際立つユーロテイストの18インチホイール。青もある。


モータースポーツの香り漂うSTI




STIといえばモータースポーツのイメージが強い。エクステリアではフロント/サイド/リアにアンダースポイラーをラインアップ。ワークスファクトリーならではのテクノロジーを生かしたフルエアロで、空力安定感性を追求している。また、アルミホイールは写真の18インチのほか17インチも用意。インテリアではシフトノブやペダルパッドセットを揃える。この他フレキシブルタワーバーなど、STIならではのこだわりが感じられる。



スポーツパーツのイメージが強いSTIだが、ブルーのライトとで足下をクールに照らすフットランプも用意。


STIのロゴが入ったスポーツノブなど、内装もよりスポーティにカスタマイズ。


※記事の内容、価格、スペック等は2014年4月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。


※スタイルワゴン2014年5月号より



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