本気だけどゆる〜い新連載!
“あり得ない”を想像し実車を超えるリアル感を目指す
カメラマンPAPANの魅せプラモ部 第3回
プラモだからできる! 令和の時代に“昭和の色気”
令和の時代にですよ、こんな街中にふる〜いアルトがボロッボロになって置いてあったら速攻苦情、速攻撤去されてしまう気がするじゃないですか。そこはリアルとプラモが共演する“魅せプラモ”の世界。こんな味のある風景が作れるんですね〜。全く関係ないですが、じゃりン子チエを思い出しちゃうのは私だけでしょーか。
さてこの写真。プラモも写真もPAPAN部長作ですが、ほんとにリアル感がビシビシくる素敵な写真だと思いません? ことの始まりは、大阪府東大阪市、アルトの奥に見える「モンキー×モンキーズ」という居酒屋のオープン。
同じく東大阪にあるカスタムショップ「MKファクトリー」の垣内代表が新事業として8月1日にオープンさせたのが、この「モンキー×モンキーズ」なのです。オープン前に垣内代表がPAPAN部長に絵描きさんの仲介を頼んだらしく、その縁もあり、この写真ができあがったということです。
そしてそして、この廃車アルトのプラモは「モンキー×モンキーズ」に行けば飾ってあるそうですよ。ぜひ一杯ついでにプラモを見に行ってはどうでしょうか。
詳しくはInstagramで「@monkeymonkeys_kusaka」をチェックしてみてください。来月号ではこのプラモのディテールを紹介します! ぜひお楽しみに!
青、白、赤のトリコロールカラーに彩られたアルト。ボディサイドにはモンキー×モンキーズのロゴが入り、オリジナル感満点です。
塗装のヤレ感、剥げ具合、サビの付き。40年近く前の初代アルトらしい朽ち方がたまらないですね。クオリティがハンパない。
撮影はやはり脚立の上。段ボールを敷き、プラモを載せ、画角を決めて作り込んでいく。毎回驚かされますが合成じゃないんです。
papan部長
スタワゴをはじめ、様々なクルマ雑誌で活躍する大阪在住酒好きクルマ好き楽しいこと好きなプロカメラマン。痛風持ちの39歳。なぜかミニ四駆のタトゥーを入れている。愛車は赤いジープ ラングラー。自粛期間にプラモにドハマり。放置車両の撮影がライフワーク。写真集「STILL ALIVE」発刊や個展なども開催する。
Instagram @papanphotography
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