デリカD:5の足元に迫力を与えてくれるオフ系の16インチタイヤ
ここではその選び方やおすすめのサイズについて勉強しよう
たくましい外観を持つデリカD:5、オーナーの多くはゴツゴツとしたブロックタイヤを履くオフロード志向。
車高を数センチ上げているクルマはもちろんだが、足まわりがノーマルでもワイルドかつオフロードっぽい雰囲気を出したいという要望が多いという。
今回はオフ系タイヤに強いアーバンオフクラフト中川店の安藤店長にその選ぶポイントを聞いてみた。
「人気があるのはズバリ16インチです。純正が18インチでも16インチにインチダウンする人が多いですね。ホイールが小さくなった分、厚みのあるブロックタイヤで外径を合わせていくセッティングです。ゴツゴツのトレッドパターンをアピールできますね」。
おすすめのタイヤサイズを聞いてみると225/70または235/70とのこと。
ちなみに純正は215/70の16インチと225/55の18インチだ。
「225だと外径が純正とほぼ同じか、少し大きくなるくらいなのでディーラーでの車検や点検は問題ないケースが多いです。235の方はタイヤの外径が大きくなるので、よりゴツい雰囲気が得られます。しかし、車検が微妙になってくるので、こだわり派向けですね」。
また、何を基準にして選ぶ人が多いのかと安藤店長に伺ったところ、大半の人は「見た目」なのだとか。
「ワイルドさを出すなら見た目がゴツゴツしたほうがカッコ良い。最近はホワイトレターを採用しているタイヤも多く、人気です。今、お店での1番人気はBFグットリッチですね」。
もちろん予算との兼ね合いもあるし、それぞれのタイヤの特性もあるので、経験豊富なショップと相談しながらじっくりと検討して欲しい。
おすすめのサイズは225/70-16 or 235/70-16
根強い人気のBFグッドリッチだが、最近はトーヨーのオープンカントリーやファルケンのワイルドピークなどの国産タイヤも勢いがある。
ジオランダーの支持も高い。
純正車高でもちょいアゲ風が楽しめる
デリカD:5の純正タイヤは一部にオフ系タイヤが採用されているが、パターンはやはり普通の乗用車並み。
しかしオフロード系のブロックタイヤを履くと、ゴツゴツとしたワイルドなパターンで、足まわりが純正車高でも視覚的効果でちょいアゲ風を演出できる。
タイヤ交換だけでオフロード気分を味わえるのだ。
普通のタイヤとはどこが違う?
オールテレーン(A/T)
マッドテレーン(M/T)
オフロード系のタイヤを大きく分けるとオールテレーン(A/T)とマッドテレーン(M/T)の2 種類。
オールテレーンは悪路と街中での走破性を両立させたタイヤで、普段は街乗りの週末は林道を走りたいというニーズに対応。
マッドテレーンはオフロード走行に適しており、トレッドもゴツく見栄えも良い。
ただロードノイズはやや高め。
ホワイトレターが人気
オフロード系のブロックタイヤといえばホワイトレターというイメージが強い。
確かに肉厚の真っ黒なサイドウォークに描かれた白いメーカー名などの英文字はカッコ良い。
もともとは大手のBFグッドリッチが採用しており、国内メーカーでもヨコハマのジオランダーA/Tの一部やトーヨーのオープンカントリーR/Tなどにも使われている。
18インチのオフ系タイヤもあり
OPEN COUNTRY R/T
[225/55-18]
GEOLANDER A/T GO15
[225/55-18]
オフロード系タイヤは18インチの設定もある。
しかし16インチと比べると選択肢が少なく、国内メーカーだとトーヨーのオープンカントリーR/TかヨコハマのジオランダーA/Tなどが候補になる。
18インチキープしたままタイヤ&ホイール交換したいなら選択肢のひとつに!
アーバンオフクラフト中川店
ライトなSUVカスタムを提案するお店。
ちょっとしたリフトアップからパーツの取り付けまでおしゃれなクルマ作りを提案してくれる。
もちろんタイヤ&ホイールのノウハウは豊富だ。
電話:052-354-5211 住所:愛知県名古屋市中川区広川町1-1-2
営業時間:平日・土曜10:30〜19:30 日曜・祝日10:00〜18:00
定休日:水曜・不定期火曜
https://www.craft-web.co.jp
**スタイルRV Vol.135 MITSUBISHI DELICA D:5 2020年5月26日発売号 より**
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