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中古ベースのカスタムに最適! 先代に注目〈三菱デリカD:5〉DBA・LDAはどんなクルマ!?


根強い人気のワイルドフェイス


ガソリン車DBAとディーゼル車LDA


デリカといえばこの顔と、人気に衰えが見えないDBA(ガソリン車)とLDA(先代モデルのディーゼル)。

新車販売こそ終わったが、カスタムベースとしてはまだまだ現役!




貫禄と圧巻のこのツラガマエ


外装から内装まで、違いは数多く


2019年2月に行われた史上最大の改良時でも大きな変更は行われず販売されていた先代「ガソリン車」も、同年10月に生産終了となったが、そのDBA型と呼ばれる先代ガソリン車と、ダイナミックシールド化される以前のディーゼルであるLDA型は、タフさと堅牢性を色濃く感じさせるもっともデリカらしいデリカとして高い人気を保持している。


フルモデルチェンジを行っていないため、リブボーンフレームや足まわりなど、クルマの骨子となる基本的な部分は現行の新型と大きく変わらないが、このカタチとしてはガソリン車だけでも12年以上の歴史を持っている。


現行ディーゼルとは前後バンパーやグリル、テールレンズまわりといった外装系のほか、ステアリングを含めたインパネまわりの仕様が大きく異なっている。


ディーゼルでは今も昔も設定がない〝2WD〟をガソリン車で選べた。

ガソリンエンジンは2.4Lのほか、途中から2.0Lも登場。

ミニバン初として搭載され話題を呼んだ2013年追加のディーゼルは、トルクフルな力強い走りが歓迎を受け、売れ筋が完全にディーゼルへ移行。

先代ガソリン車が廃止となる大きなきっかけとなった。

乗車定員は8人乗りでスタートし、途中7人乗りを追加。

最終的には8人乗りのみに搾られるなど紆余曲折した。

多くのライバル車が初登場時、または途中で先進の安全装備系を強化するなか、最後まで投入されることがなかった。


エアログレード「ローデスト」のほか、「シャモニー」「ロイヤルエクシード」「アクティブギア」といった、多くの特別仕様車が発売されたことでも知られている。



DELICA’s HISTORY


デリバリーカー、略して“デリカ”は、誕生から半世紀以上の歴史を誇る三菱きっての長寿車。


1968 年に発売したトラックをベースに誕生した9 人乗りワンBOXカー「デリカコーチ」が元祖。

2代目となる「デリカスターワゴン」の途中で4WDが登場。

3代目は4代目「デリカスペースギア」との併売時期を含め、通算17 年も販売された。

1994年に登場した4代目からフロントエンジンの2BOXスタイルに。

現在まで販売が続く5 代目、その名もずばりなD:5が登場したのは2007年だ。

すでに13年以上販売している。




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class="alignnone size-full wp-image-150243"/>1stデリカコーチ



デザイン・機能・内装・そのほかと4つの視点で見る。先代のDBA、LDAはここに注目を!


デザイン


プロテクター風意匠と縦スロットグリルが標準


先代と新型の最大の違いは顔面。

歴代デリカが搭載していたプロテクターをバンパーに同化させた骨太なデザインは、いかにも強そうで堅牢感抜群。

丸フォグやそのまわりのベゼル、さらに8つのホールで構成した縦スロットグリルと、オフロード感をヒシヒシと感じさせる力強い仕様だ。

2018年の改良時にプロテクターが巨大化した。




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data-image-title="150248" data-image-description="2007.1〜
先代と新型の最大の違いは顔面。
歴代デリカが搭載していたプロテクターをバンパーに同化させた骨太なデザインは、いかにも強そうで堅牢感抜群。
丸フォグやそのまわりのベゼル、さらに8つのホールで構成した縦スロットグリルと、オフロード感をヒシヒシと感じさせる力強い仕様だ。
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class="alignnone size-full wp-image-150248"/>2007.1〜
先代と新型の最大の違いは顔面。
歴代デリカが搭載していたプロテクターをバンパーに同化させた骨太なデザインは、いかにも強そうで堅牢感抜群。
丸フォグやそのまわりのベゼル、さらに8つのホールで構成した縦スロットグリルと、オフロード感をヒシヒシと感じさせる力強い仕様だ。



ウインカー問題とは!?


先代のウインカーは、「車体端から40 ㎝ 以内」という法規をクリアするうえで際どい場所となる目元にあり。

オバフェンを付けると法規を越えるため、移設などの対策が必要。


インテリア


コクピットもギア感満点!




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各種円形ダイヤルやロゴ入りのグローブボックスなど、コクピットもアクティブさが滲み出る。
ステアリングも新型とは大きく違う。" src="https://dressup-navi.net/wp-content/uploads/2020/07/SWDRNV_SRV_DELICA2_P71_7.jpg" alt="「中古ベースのカスタムに最適! 先代に注目〈三菱デリカD:5〉DBA・LDAはどんなクルマ!?」の1枚めの画像"
class="alignnone size-full wp-image-150270"/>2007.1 〜
各種円形ダイヤルやロゴ入りのグローブボックスなど、コクピットもアクティブさが滲み出る。
ステアリングも新型とは大きく違う。



2019.2〜



シートは時期により選べる定員が変わるが7 人or8 人乗り。

長くベージュとブラックがあったが最終的にはブラックのみに。

最晩年にシート表皮がスエード調となった。


機能系


ガソリン車にはデリカらしからぬ2WDも




ボディをガッチリと支えるリブボーンフレームと呼ぶ、環状骨格ボディやサス、4WD中心の構成など、機能系の基本路線は新型と同じだ。




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class="alignnone size-full wp-image-150274"/>2.4Lガソリン



エンジンは時期にもよるが最大3種類(2.4L&2.0Lガソリン、2.2Lディーゼル)から選べ、ガソリン車にあった2WDではアイドリングストップ機能も搭載。

改良時に制御を段階的に見直し、加速やレスポンス、燃費も適時改善と熟成を図ってきた。


そのほか


じつはこんな特徴も!


先代独自の特徴として注目したい点はほかにもあり、例えばフェンダーはちょっとした凹みも修復する柔軟性のある樹脂製であるほか、ヘッドライトの端に、右左折時などに点灯するコーナリングライトが備わる。

さらに新型と仕様が異なるのがパドルシフト。

新型がチープな樹脂に対し、マグネシウム合金製。

助手席側の小型補助ミラーも、位置や形がまったく違う。




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data-image-title="150276" data-image-description="純正フェンダー
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class="alignnone size-full wp-image-150276"/>純正フェンダー



先進安全装備は!?


衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報など、D:5がもっともライバル他車に先行されていた先進安全装備は、先代デリカでは搭載されない。

なかでもあるとないでは、大きな差になるといわれるクルーズコントロールも装備されない。


気になる中古市場は!?



デリカ一筋30年以上のキャリアを誇る大阪の「輝オート」に中古市場を聞いてみたところ、球数自体は豊富にあるというD:5。

途中から登場したディーゼルもいろいろ選べるが、年式がガソリンに比べ浅いクルマも多いこともあり、50万円〜100万円程度高いという。

D:5は以前からカスタマイズの人気も高いため、市場に流れる中古もなにかしらイジッたクルマが多いのでは!? と思えそうだがそんなことはないとのこと。

また、年式の古いガソリン車ではCVTが弱っているケースがあるという。

過走行車はとくに注意したい。


中古価格/目安

●ディーゼル車… …250万円〜

●ガソリン車… ……150万円〜


人気ボディカラー

●アイガーグレーメタリック

●ウォームホワイトパール

●ブラックマイカ


人気エンジン

● 2.2Lディーゼル


*取材協力/輝オート● https://www.hikariauto.co.jp


 


**スタイルRV Vol.135 MITSUBISHI DELICA D:5 2020年5月26日発売号 より**



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