スポーツマフラーの種類を知る
MUFFLER/マフラー
体感度が大きいパーツとして御馴染みのスポーツマフラー。チューニングやカスタムの文化が始まった頃からある人気のメニューだ。もちろんその人気は今も変わらず。ミニバンやSUV用のマフラーも多数ラインアップされている。素材や形状、各部名称を覚えておくことで、マフラー選びはより楽しくなること間違いなし。改めて知っておくことお薦めです!
マフラーに関する用語をチェック
素材は大きくわけて3種類
ステンレス
純正、アフター品問わず、マフラー素材の大半はステンレス。コストと性能のバランスに優れる。スチールより軽量で、サビにくいのもメリット。
チタン
片手で持ち上げられるほど軽いチタンマフラー。純正と比べると半分以下の重量に収まるケースも珍しくない。材質が硬く、乾いた排気音がする。
スチール
ひと昔前まで純正マフラーの主流はスチール製だった。加工しやすく安価に生産できる(できた!?)が、腐食により穴が開きやすいうえに、重量があるため少なくなっているのが現状だ。
テール形状もいろいろ
左右シングル出し
シングル出しのテールエンドが左右に分かれているタイプ。写真は砲弾型サイレンサーだ。
左右デュアル出し
タイコが左右に分かれているうえにテールもデュアル出しとなっている。高級感、ワイド感が増すスタイル。
オーバル型サイレンサー
オーバル型は容量が大きいため、消音という面でも有利。ジェントルな音色のモデルが多い。
砲弾型サイレンサー
見た目的にもスポーティな砲弾型タイコ。軽量に仕上がるが、音量は大きめになる傾向がある。
ますます増えている音量調整バルブ付き
マフラー交換したいけど近所迷惑が気になる…ってひともいるはず。そこでオススメなのが音量調整バルブ付き。排気経路を二手に分けてバルブを開閉することで、大幅な音量ダウンを実現する。
保安基準対応マフラーで車検に通らないことも!?
車体の製造年月に応じた保安基準(音量規制)に適合したマフラーでないと、車検には通らない。加えて注意したいのが、消音器の劣化による音量アップ。何年も使っていると、内部のグラスウールが劣化するなどし、音量規制値を超えてしまうことがある。信頼性の高い車検対応品を選びたい。
スタイルワゴン2020年5月号より
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