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〈スバル・レヴォーグ〉人気のマックスⅣ GTに20スペック登場! 2年4万kmのメーカー保証|車高調 カスタム


HKSが2020年の主力として放つ


最新技術投入のハイスペックモデル


マックスⅣ GT 20スペック/HKS



無印のGTとストリート向きGTスペックAのメリットを掛け合わせたハイエンド仕様


HKS・ハイパーマックスシリーズのマックスⅣ GTは、新時代のスポーツサスペンションを具現化したアイテムで、スペックAはその機能をストリートでの乗り心地、という部分のレベルアップに合わせて作られたものだ。


そんなマックスⅣ GTの正常進化版といえるのが、この20スペックとなる。


新たに採用されたプリロードバルブシステムや新形状ニードルといった構造と、新理論をベースにセッティングし直されたその乗り味は、タイヤが大きく速く動く部分ではスムーズに、ゆっくりと動く部分ではしっかり減衰力を発生させることで、ハンドリングの正確さやロールした際の安定感を向上させる。


その特性は、カーゴスペースに荷物を積んだり、後席に人を乗せることが多いレヴォーグにピッタリなもの。


30段階の減衰調整機構を活かせば、ひとりで移動をしているときは運転の楽しさを味わいつつ、パッセンジャーがいるときにはしなやかさを実現できるし、荷物をたくさん積んでいるときにはリアのみ減衰調整をすることで、その重さをクルマの動きに反映させない、ということも可能となる。


さらにいえば、HKSのメーカー保証が2年4万km付いてくる、というのもうれしい部分。


ファミリーユースにもオススメできる車高調キットなのだ。


MAX Ⅳ GT 20SPEC




■価格:20 万4000 円(1.6L、2.0L 対応)

■仕様:全長調整式、減衰力30 段調整

■車高調整幅:F=0~42mm、R=0~-70mm

■バネレート:F&R=59N/mm

■他車種対応:WRX STI、WRX S4、BRZ、インプレッサ(GFV/GVB/GRF/GRB)


前後約30mm ほどのローダウン



デモカーのローダウン量は約30mmほど。


VMG、VM4ともに最大でフロント約42mm、リア約70mmまでのローダウンが可能。


スタイリングもバッチリできる車高調キットだ。


選びの参考に!!既存ラインアップとの違いもチェック


マックスⅣ GT Spec-A




ターゲットステージをストリートでの乗り心地と操縦安定性に絞っているのがマックスIV GTスペックA。

マイルドだが腰のある乗り心地だ。

■ 20 万4000円


マックスⅣ GT




サーキット走行における操縦安定性を確保しながら、ストリートでもつかれない動きのよさを実現。

スペックAよりもスポーティな乗り味。

■ 18 万4000円


ハイパーマックスG




純正形状のスプリングを採用したことで、安定感の高さと引き締まったスタイリングを実現。

上質な乗り味を求める人に向けて開発されている。

■ 16 万1000円


ストリートでの程よい快適性とスポーティさスポーツ走行時の高いポテンシャルを併せ持つ



街中での走行は、硬すぎず柔らか過ぎずの加減が絶妙な感じだ。


スポーツ車高調というコンセプトらしく、段差などでは少しガツンとくるが、それがスグにスパッと収まる感じがスポーティなレヴォーグにはピッタリ。


この程よい街乗り時の硬さとしなやかさは、これまでの経験から察するに、峠などを走ると「少しモノ足りないだろうな」という印象を受けた。


だがしかし、実際のワインディングでは、それこそマックスⅣ GTのような硬派なスポーツ感をしっかりと味わえる。


これが今回20スペックの核となっている、バンプ側の減衰力アップ、不要なリバンプ側の減衰力のカットといった部分のセッティングによる恩恵なのだろう。


価格的にもハイパーマックスシリーズのハイエンドモデルとなるが、きちんとコストに見合った仕様に仕上がっている。





HKSデモカーのリアスタイルで一際目を惹くのが左右出し「ハイパワースペックL」。


標準はカーボンテールだが、デモカーにはイベント限定のブルーフィニッシャー仕様をセットアップ。


微妙な乗り味は30 段の減衰力調整で



フロントはストラット式のレヴォーグのサスに合わせて、剛性が高い倒立式を採用。


そのため減衰調整はケースのボトム部分で行う(リアはアッパー側で調整)。


30 段階での調整が可能なので、走りを極めたい人も満足できるはず。


ストリートから峠道、サーキット走行であっても対応が可能な、欲張りな車高調だ。


使いの幅を広げる「プリロードバルブシステム」



減衰力を発生させるバルブ部分にあらかじめ力を掛けておくことで、わずかな動きに対し、減衰力の立ち上がるリアクションが早くなる。


さらに高速でピストンが動くときには、減衰をカット。


こうすることで無駄な動きが小さくなり、フラットライドが可能となる。


具体的には、同乗者が酔いにくい乗り味を実現できる車高調ということだ。


細かい部分までケアされる



樹脂製インシュレータやラバーシートの採用で、車高調整のしやすさや異音対策などを実現している。


これらの改善も20スペックの特徴のひとつだ。


乗り味を考慮したゴムブッシュ採用


FRONT

REAR


ピロボールは動きの無駄のなさ、という面で優れるが、振動もそのまま伝えてしまうというマイナス面がある。


マックスIV GTのキャラクターを考慮してHKSが選んだのは、振動吸収性のいいゴムブッシュ。


ただし、純正採用されているものより硬度が高い物を採用しているので、ハンドリングにだるさはない。


問:HKS ☎ 0544-29-1235

https://www.hks-power.co.jp


SUBARU Style Vol.5 (2019.12.27発売)より


スバルスタイルVol.5


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