手頃なコンパクトモデルは運転もしやすい
輸入車らしいお洒落なデザインが勢揃い
「輸入車」「外車」と聞くと、『高価なクルマ』という印象を持っている人も多いのではないだろうか?
最近の国産車は、軽自動車をはじめ普通車でも100万円台で買えるクルマも多く、輸入車と比べると「安い」という印象だ。
もちろん日本の市場にあわせている為、安価なクルマのラインアップも多いのは当然なのだが、輸入車でも思っているよりお得なクルマが存在しているのだ。
輸入車には国産車にないステータス性や個性を感じさせてくれる魅力があり、せっかくクルマに乗るのであれば1度は味わってみたいモノ。
ここでは、そんな魅力的な輸入車を200万円以下でゲットできる3車種を紹介。登場するイタリア、フランス、ドイツ生まれの各車は、国産車とは違うお洒落さと独特な乗り味が楽しめる個性派揃いだ。
フォルクスワーゲン・up!
200万円以下のグレード「move up!」には、4ドアと2ドアの2グレードを設定し、機能性を強化した上級の「high up!」でも203万2000円だ。全長3.6mとコンパクトながら居住性は良好で、荷室もフロア高を2段階調整できるバリアブルカーゴフロアなので、積載性も優秀。先進安全装備のシティエマージェンシーブレーキは全車に採用されている。
限定車として登場し人気だった「up! GTI」は、好評につき第二弾がデビュー。専用チューニングが施された1.0ℓ直3ターボエンジンは、最高出力116ps、最大トルク20.4kgmと力強く、軽快な走りのスポーツハッチだ。標準グレードに比べて70万円ほど高い234万2000円だが、専用装備が充実しており、機能性も優れているので、同じクルマでも別格といえるモデルだ。
【SPECIFICATION】
「move up!」
165万2000円(2ドア)
185万2000円(4ドア)
「high up」
203万2000円
「up! GTI」
234万2000円
ルノー・トゥインゴ
フランス・パリが仕立てたフレンチコンパクト「トゥインゴ」は、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)で小回り性も優秀な扱いやすさが魅力のクルマ。4ドアハッチながら、リヤドアハンドル位置を目立たなくすることで2ドア風に見せるなどお洒落な意匠も特長で、2月には廉価モデルとなる5速MTの「S」も追加された。
「EDC」をベースに、開放的なキャンバストップを装備した「EDC Canvas top」も210万6000円で用意されている。スポーツブランドのルコックスポルティフとコラボした200台限定モデルも登場するなど、独自の個性を存分に楽しめる。
【SPECIFICATION】
「S」
179万円
「EDC」
198万6000円
フィアット・500
イタリア生まれの500(チンクエチェント)は、個性溢れるクラシカルでお洒落な見た目と、小回りが利く軽自動車並みの扱いやすさが魅力。200万円というリーズナブルな価格は1.2ℓエンジンのみとなるが、ターボを搭載したツインエア
は約50万円前後高くなるが、軽快な走りと低燃費さが魅力だ。
欧州では、13年ぶりとなるフルモデルチェンジした新型を発表。新型は電気自動車(EV)に生まれ変わったというのがトピック。伝統を受け継いだお洒落な見た目はそのままに、先進性を高めた仕様で、価格は約450万円と高額ではあるが、日本での登場が待ち遠しい。
【SPECIFICATION】
「1.2 Pop」
200万円
「TwinAir Pop」
241万円
「TwinAir Lounge」
276万円
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]