これからは車中泊でなく、“車上泊”
ワイルドな楽しみ方、オーバーランダー
TRD/TOYOTA HILUX
ティーアールディー/ハイラックス
都会的でアーバンなカスタムも似合うSUVだけど、やっぱりワイルドなスタイルが大本命。無骨なオバフェンやゴツゴツしたオフ系タイヤ、車高はガツンとリフトアップ。そんなオフ系カスタムの、新しいスタイルがいま注目されている。
何時、どこでもキャンプできる
よりアウトドアな楽しみ方
オーバーランド、オーバーランダー。クルマやオートバイを使って旅をするという意味を持つが、元々はオーストラリアや北米といった、未舗装路や原野が多い広い国土を、ルーフトップテントやオーニング(タープのような日よけ)を装備したクルマで、キャンプしながら走破するという楽しみ方を総称して呼んでいる。
昨年ラスベガスで開催されたSEMAショーでも、オーバーランダースタイルの特設コーナーができるほどアメリカでは流行の兆しが見えている。
さらに今年の東京オートサロンでも、ルーフトップテントを積んだハイラックスやRAV4、ジムニーなどが非常に目立っていた。
近年のアウトドアブームにより、整備されたオートキャンプ場が増え、車中泊などの人気も高まっているが、ルーフに積んだテントで寝泊まりする“車上泊”はワイルドだし見た目もカッコイイ。
本来は実用性を考えて装備するものだが、キャンプサイトでこんなクルマが並んでいたら間違いなく注目の的。
そんなオーバーランダーのお手本のような1台が、TRDのハイラックス。フロントボトムをカバーするアンダーパネルやオーバーフェンダーでタフなスタイルを打ち出し、迷彩柄のYAKIMAルーフトップテントをオン。
ミニバンやワゴンでももちろん楽しめるスタイルだが、SUVが断然似合う。
対応グレードによって出幅の異なるオーバーフェンダーを3タイプ用意。デモカーはXグレードで片側約15mmのワイド化。ビス留めルックがワイルドだ。
【DEMO CAR SPECIFICATION_HILUX・GUN125】
フロントバンパーカバー3万5000円
フロントアンダーカバー4万円
サイドステップ10万円
フロントグリル4万5000円
オーバーフェンダー8万円
ホイール/JAOS・トライブクロウ(17インチ・ナットセット×4) 18万円
タイヤ/BFグッドリッチ(265/65-17)
問:TRDコールセンター 050-3161-35 2121
https://www.trdparts.jp
ルーフトップテントでアウトドア感倍増!!
YAKIMA/ヤキマ
迷彩柄がオシャレなYAKIMAのスカイライズルーフトップテント。デモカーが装着するテントは大人3人が乗れるMサイズで、テント内には厚さ6.4cmのフォームマットレスが装備される。長さ調整可能なはしごも標準装備し、未使用時はスマートに折りたたむことができる。最近は一部のディーラーでも取り扱っており、神奈川トヨタ(GOOD OPEN AIRS myX 0120-019-425)では商品の購入から取り付けまで対応してくれる。
ルーフトップテントの設置にはクロスバーが必要。TRDのハイラックスはオーバーハウルとHDバーのふたつを組み合わせている。
【PARTS SPECIFICATION】
● ポーラー スカイライズルーフトップテント(M) 価格:20万8000円
● HDバー 価格:2万7800円
●オーバーハウル 価格:7万8800円
問:オートプロズ 0779-89-2171
https://www.auto-proz.com