ジムニー純正ステアリングスイッチ移設キット
Works Bell
愛車カスタマイズのファーストステップとして、昔も今も変わらず人気が高いのがステアリングをドライバーの好みに合わせること。
街ゆくおばちゃんのクルマでもステアリングカバーを装着していることが示すように、操作に直結するステアリングの形状や太さにはそれぞれこだわりがあり、純正品では満足できない人が多くいるというわけだ。
スポーツユーザならなおさらのことで、オレはナルディ、いやモモのほうが……などとお気に入りのスポーツステアリングに交換したいところ。
ところが最近のモデルのなかには、ステアリングを交換することでさまざまな問題が発生する場合があるので注意が必要だ。
現行ジムニーJB64ではXCグレード、ジムニーシエラJB74ではJCグレードが装備している、オーディオスイッチ付きのステアリングがそれ。
ただスイッチがなくなって不便なだけならいいのだが、スイッチが取り外されるとメーター内の警告灯が点灯してしまうので、車検にも通らなくなってしまうのだ。
そこで注目したいのが、ワークスベルが開発しているジムニー用のステアリングスイッチ移設キット。
先行リリースされたトヨタ86&スバルBRZ用に続き、第3弾の車種としてJB64/74が選ばれたのである。
仕組み自体はいたってシンプルで、ボスとステアリングの間に純正ステアリングスイッチを移設できるスペーサー状の本品を追加するというもの。
ワークスベルの誇る加工精度の高さにより、同社のステアリングボスはもちろん、量販タイプのボスとの組み合わせでもベストなフィッティングをみせてくれるのだ。
主流となっている直径35㎝前後のステアリングなら、ほとんどのタイプに対応。
手の大きさや好みに合わせてスイッチ位置を調整できるように、スライド機構を追加しているのもうれしいところだ。
どれにしようかとステアリングを選びながら、20年2月のリリースを待つべし。
ワークスベルの誇る高精度な金属加工技術を生かした円形のステーに、純正ステアリングから取り外したオーディオスイッチを装着。この状態でボスとステアリングの間に装着するわけだ。
ポジションを調整できるスライド機構も採用
ドライバ−の手の大きさや好みに合わせてベストなスイッチポジションに調整できる、スライド機構を装備。スイッチ移設キットの装着はメカニックに覚えのある人ならDIYでも可能だが、エアバッグの取り外しには危険も伴うので信頼できる専門ショップでの施工をお勧めしたい。
社外ステアリングでもそのまま純正のオーディオコントロールが使えるし、ステアリングスイッチを取り外した際のメーター内警告灯も点灯しないので、車検時も安心だ。
純正の機能維持で車検も安心
ジムニーのXC、ジムニーシエラのJCの最上位グレードが装備するオーディオスイッチ付きステアリングを社外ステアリングに交換するためのスイッチ移設キット。ワークスベル製のボスのほか、多くのボスに対応。写真のステアリングは35φサイズのワークスベルオリジナルタイプⅢだ。
●価格
純正ステアリングスイッチ移設キット:3万円(予価)
WBステリングタイプⅢイエローステッチ350φ:3万円
WBステアリングボスキット:1万1000円
※価格はすべて税別です
●適合:JB64Wジムニー・JB74Wジムニーシエラ
ワークスベル工場長 武川昌浩さん
問:ワークスベル
電話:0266-70-1477
URL:https://www.worksbell.co.jp
ハイパーレブ Vol.241 スズキ ・ ジムニー &ジムニーシエラ No.6(2019/12/26)より
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