心躍るインポートカーカスタム 連載#05
ホットバージョンベースの大人なミニ
MINI JCW CROSSOVER
ミニ ジョンクーパーワークス クロスオーバー Produced by PARADOX
様々なメーカーがひしめくインポートカーの中で、ミニはカスタム意欲の高いユーザーが多いメーカーだ。
多彩なオプションパーツの組み合わせによって、ディーラーカスタムだけでも様々なスタイルを楽しめる。
だからこそフリークは、より自分らしさを手にすべく手を加える。
パラドックスが仕立てたクロスオーバーもまた、オーナーの色が反映された1台だ。
そもそもミニカスタムの中で、新型クロスオーバーのパーツは他よりも少なめ。しかも、JCW(ジョンクーパーワークス)となると、さらに限られてくる。
さらに、そのイメージからヤンチャ志向が強くなりがち。そこをあえて大人っぽく仕上げているのが見どころなのだ。
ボディを引き締めているのは、日本発のミニチューナー・デュエルAG製エアロ。
JCWのバンパーデザインを活かした意匠で自然なスタイルを構築。
さらに純正ではメッキの部分をブラックアウトして、モノトーンを基調にコーディネイトする。
そして、極めつけは足元のVMF・C‐01だ。ハイエンドな型鍛造ホイールの持つオーラが、大人なミニを演出している。
最新鍛造ホイールをイチ早く導入
これまでの鍛造ホイールのアプローチとは異なり、静粛性や剛性感にこだわった新ブランド、VMF。JCWクロスオーバーのキャラクターを尊重したスポーツラインだが足もとが引き締まることでグッと大人っぽい印象に。
ミニ乗りの憧れでもあるデュエルAG 製エアロをフルで装着。フロントはクーパーSにフォグ付きJCWバンパーを海外から取り寄せて装着する人も多い人気エアロ。
純正のフォルムを素直に延長するようにデザインされたデュエルAG製エアロ。アンダー部にカーボンを採用しているのが大人スポーティ。
純正グリルのベゼルはメッキ仕様。ドイツから純正ブラックグリルを取り寄せてブラックアウト。ヘッドライトリングもブラックでモノトーンルックに
日本ではクロスオーバーとして販売されているが、海外での車名はカントリーマン。そこでリアゲートの車名ロゴを海外仕様に変更している。
ブルーレンズのドアミラーもデュエルAG製。同じブランドでコーディネイトすることでクルマ全体の完成度がグッと高まっているのだ。
【DEMO CAR SPECIFICATION】
●EXTERIOR
デュエルAG フロントスポイラー
デュエルAG サイドステップ
デュエルAG リアスポイラー
純正ブラックグリル(海外仕様純正)
カントリーマンエンブレム
●TUNING
ビルシュタイン・B14車高調
●WHEEL/TIRE
レイズ・VMF C-01(19×8.5+35)
ミシュラン・パイロットスポーツ4S(245/35-20)
クロスオーバーのオーナーは3ドアのJCWも所有し、あえて別の店舗でカスタム進行中。ワーク・マイスターS1Rを履き、KWバージョン3で足をかため、エアロはフロントから3Dデザイン、デュエルAG、純正オプションと、かなりハードに作り込む。
問:パラドックス 083-921-0303
https://www.paradox-mini.jp
スタイルワゴン2020年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]