ホムラを超えていくBDシリーズ
第2弾は圧倒的な立体感が武器
HOMURA/2X10BD
ホムラ ツーバイテン ビーディー
コンサバティブなプレミアムデザインを追求してきたブランド、ホムラにとって、2×15BDは、ホムラ自身がその縛りから解き放たれた、ホムラを超えたホムラだった。
鍵となったのはその立体デザイン。時代の移り変わりに合わせ、立体感が強くなる現代のクルマとの相性に配慮し、ホムラも立体であるべきだとの流れから、このBDシリーズは生まれたのだ。
ちなみにBDとは、ビヨンドデザインという英語の頭文字をつなげたもの。ホムラ本来のデザインコンセプトを超え、新しいホムラを作り出すというブランド側の気概が、そのままモデルネームとして与えられたこだわりの作なのだ。
そんなBDシリーズの第2弾、2×10BDも、やはり圧倒的な立体デザインがその特徴。U字の5ツインから枝分かれするように、しかも高低差を持って伸びるサブスポークは、緻密かつ繊細でプレミアムな印象。
10交点メッシュながら精悍さよりも、優雅さに長けた造形となるのも特徴だ。軽量感も文句なし、プレミアム感も満点。
異なるふたつのメッシュスポークが互い違いで連なったような、独特の10交点を描く造形が新鮮。センターへの落とし込みも強く、プレミアムな装いだ。
フェイス1
フェイス2
高く位置したスポーク先端から、優雅な弧を描いてセンターへと落ち込んでいくコンケイブフェイスを採用。深さが異なるフェイス1、フェイス2が設定される。
BDシリーズの特徴でもあるセンターキャップは、通常とはひと味違った立体処理が採用される。大理石調のベースプレートにロゴを描くのではなく、ベースとトップコートとの間でロゴが宙に浮いた構造。立体感、破格。
スポーク先端がリムいっぱいまで広がるため、視覚的な大口径感を得られるのも2×10BDの魅力。フランジにはホムラのロゴも刻む。
U字5本ツインのすぐ隣から発進したサブスポークは、途中で枝分かれしてU字ツインと融合しながら伸びる。エアスクープが躍動的。
U字スポークとサブスポークとの間で高低差が設けられるため、表情の奥行き感、立体感はバツグン。ダブルフェイス的な要素も新鮮。
ダイヤモンドミラーカット/サイドグレイスシルバー
ブラック/リムエッジDMC
【WHEEL SPECIFICATION】
SIZE | H/PCD | PRICE |
---|---|---|
19×8.0J,8.5J | 5/100、5/112、5/114.3、5/120 | 4万9000円〜5万円 |
20×8.5J,9.0J | 5/112、5/114.3、5/120 | 5万4000円〜5万5000円 |
●カラー:ブラック/リムエッジDMC、ダイヤモンドミラーカット/サイドグレイスシルバー(7000円UP)
問:レイズユーザーダイヤル 06-6787-0019
https://www.rayswheels.co.jp
スタイルワゴン2019年12月号より