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【新型車試乗記】スタイルの美しさだけじゃない! 注目のカローラツーリングは走りもいい!


見た目、走り、使い勝手が進化

噂の新カローラを集中試乗!



TOYOTA/COROLLA TOURING

トヨタ/カローラツーリング

2WD=210W/211W/212W系、4WD=214W系 2019年9月フルモデルチェンジ



カローラ ツーリング 210系 新車 試乗 インプレッション レビュー

これまでとはガラリと雰囲気が変わり、車名はセダンが「カローラ」、ワゴンが「カローラツーリング」に変更され、この機に発売からわずか1年あまりの「カローラスポーツ」も最新の仕様にアップデートされた。


ついに3ナンバーボディになったのだが、海外向けの同型のカローラよりも日本市場のニーズに合わせてボディを小型化している。


ツーリングの荷室はスポーティなフォルムながら十分な広さが確保されていて使いやすい。後席の居住空間もこれだけあれば十分だ。


走りも乗りやすく快適で、操る楽しさも兼ね備えていて、ずっと乗っていたくなるような仕上がり。それを支えるのが、「TNGA」と呼ぶ新世代のプラットフォームだ。


フラット感があり走行中の視線のブレが小さく、操舵したとおり正確にラインをトレースしていける。剛性面では不利なはずのワゴンも剛性感が高く、セダンとワゴンで走りの印象にあまり差がないことも特徴だ。


ハイブリッドは最新世代の1.8L仕様となり、一昔前のTHSとは別物といえるほど踏み始めの反応がリニアで、低速から力強くトルクが立ち上がり走っていて気持ちが良い。


一方、カローラスポーツに設定された1.2Lターボではなく、新たに設定された1.8L自然吸気エンジン。万人向けの性格で、パワー感は控えめながら扱いやすい。


スポーティでスタイリッシュかつ実用性にも優れ、大幅に進化していながら価格は控えめ。ガラリと変わっても、ならではの伝統である「良品廉価」の考え方はしっかり受け継がれている。


パワーユニットは、1.8Lハイブリッド、1.8L自然吸気、1.2Lターボの3種類。4WDはハイブリッド車にしかなく、ターボ車はMT一択となる。




前後レンズはともにLEDだが、ヘッドライトはグレードで仕様が異なり、写真は「W×B」グレード専用。L 字型のデイライトが搭載される。ちなみにフォグ標準は「W×B」のみ。


ピラーをスリムにしたり、ダッシュ位置を下げたりと、視認性を高めたコックピット。モニターは全グレード備え付け。スマホ連動は可能だが、DVD/CD再生はできない。


ツーリング最大の長所は荷室だ。床のデッキボードや後席アレンジにより、フレキシブルに荷室容量が変更できる。後席の可倒は、荷室側からも行える。





スタイルワゴン2019年12月号より






[スタイルワゴン・ドレスアップナビ]



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