連載【カスタムの何でも質問受付処“岩田部屋”】
カスタム誌を中心としたフリーランスの編集者兼ライターであり、自らの愛車もかなりのお金をつぎ込みカスタムを実践。ドレコンにも参加しちゃうほどカスタムライフを楽しでいる岩田直人氏、通称“岩田部屋”。2つのプロ目線を持った岩田氏にカスタムすることの魅力、楽しみをユーザーかつ編集者の目線で教えてもらう新連載【カスタムの何でも質問受付処“岩田部屋”】をスタートします!
#01 エアロパーツの魅力って何!?
クルマって、車高を落としてオシャレなホイールに交換するだけで見栄えが良くなります。でもさらにステップアップしたいなら、エアロパーツを装着するのがオススメ。
そこでエアロを付ける魅力を、いくつかご紹介しましょう。
【見た目が変わる】
まず、クルマの印象が変わるのが大きなメリット。エアロは主にバンパーごと交換するバンパータイプ、純正バンパーの下側に被せるハーフタイプ、純正バンパー最下部に装着するリップタイプに分類されます。雰囲気を大きく変えたいならバンパー、逆にさり気なく違いを出したいならハーフ&リップがベストですね。
ノーマルの状態ではちょっと腰高に見えてしまいがちだが、エアロを装着するとイメージが一新。デザインによっては重厚感が出たり、躍動感を高めてくれる。
【個性を出せる】
クルマはローダウンとホイールの交換だけでもカッコ良くなりますが、他と被るのはイヤだ。そんな人にこそ、エアロの装着が効果的。好みの色で塗り分けて、オリジナリティを出せるのも楽しいです。
【車高が低く見える】
エアロを装着すると下側にボリュームが増し、視覚効果で車高が低く見えます。しかしすでに車高を落としていると、エアロの大きさによっては擦る&割るリスクが高まるので要注意。
【走りに作用する】
走行性能の向上を狙ってデザインされたエアロも存在します。例えばラジエターなどを効率良く冷却するために開口部を大きくしたり、空気抵抗を減らす目的で滑らかなラインや鋭い突起を加えたり。リアバンパーでよく見るディフューザーもダウンフォース(車体を地面に押さえつける力)を発生させ、タイヤのグリップ力を高めるなど数々の利点があります。
そんなわけで、エアロには多くの良さがあります。あなたもぜひ付けてみては?
大手ワークス系メーカーが開発するエアロパーツの中には、単なる見た目重視ではなく風洞実験などを行って空力性能の効果を実証している商品もある。
WRITER Profile
岩田部屋 IWATA-BEYA
ドレスアップ系雑誌をメインに活躍する、フリーランスのエディター&ライター。そのかたわら自身もセダンをドレスアップしており、イベントにも参加している無類の改造車好き。座右の銘は、「車高と腰は常に低くあれ」。